過去の選択間違いに後悔しています
大学進学の時、薬学部と文系学部とに合格しましたが、総合大学に進みたいという理由で文系学部に進みました。
今の年齢になって、医療系の国家資格がとても世の中では強い、仕事も探しやすい、給料も高いと知りました。
親があまり世の中の知識がない家庭に育ったので、その時の判断について、親を責める気持ちもあり、自分自身も悔やまれてなりません。
会社で働いていましたが、リストラされてしまいました。
薬剤師免許を持っていれば、この年齢でも転職先もたくさんあり、こんなにも苦労しなかっただろうと毎日自分を責めています。うつ病にもなりました。
こんな毎日が辛くてたまりません。今更過去に戻れないのですが、ここからどのように生きていけば良いか光が見えなくなっています。
過去の過ちから解放される方法を教えて頂ければと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今為すべきことに取り組みましょう
人生に「たら…・れば…」はありません。
仏教にも、もちろん「たら…・れば…」はありません。
今を生きる私達には、今しかないのです。
過去はもう過ぎ去り、未来はそれこそ未だ来ぬのです。
今をどう生きるかを考えましょうよ…いえ、それ以外にあなたの気持ちが楽になれる方法はありません。
もっと申せば、あなたにとっては「今が辛い」のだと拝察致します。
でも多かれ少なかれ、皆が辛い思いをして今を生きています…何故なら皆同じ人間だからです。皆が煩悩まみれで老病死抱えた生身の人間だからです。
今を あなたが生きる為に 今あなたが為すべきことは、求職なのではありませんか。現状、コロナウィルスの影響で就職も難しいかも知れません。
でも、多くのお方があなたと同じように職を失うなどして、それでも必死に生きようとして、職探しをなさっています。
明日からどうぞ就職活動なさって下さい…そんなあなたを誉めて下さるのが仏様です。同時にそんなあなたをあなた御自身が誉め、誇れることでしょう。それで良いのです。
あなたが、今為すべきことを実行できるように仏様があなたに御一緒下さいます。
そのことを頂けたならあなたは独りぼっちになりようがありません。
どうか、仏様の温かいお慈悲の御心を素直に頂かれて、出来る範囲で精一杯、明日より求職活動に励んで下さいませ。
仏様と、またハスノハ僧侶方があなたを応援し続けます…。