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年々酷くなります

回答数回答 1
有り難し有り難し 18

いつも相談ありがとうございます。

年々、人嫌いが激しくなります。
情緒も不安定で、職場でもいつも陰口を言われているような気持ちになってしまいます。被害妄想で終わっているのであればそれに越したことはありませんが……。

人が怖い
自信が持てない
未来が見えない
誰も信用できない

ため息しか出てきません。

ただただ辛く、毎日夜眠るのも怖く
朝が来るのが怖いです。

いつかこんな日々から解放される事があるのでしょうか……


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分からの解放

ご相談拝読しました。

人が人を嫌うのはある意味で健全です。

>いつかこんな日々から解放される事があるのでしょうか……

とのこと。人がいなくなる日は中々来ません。では、解放されるのは嫌いない人がいる日々からではなく、人を嫌う自分から、ではないでしょうか。自分が自分から解放される。

それは人を嫌わない様になるというのではありません。嫌う自分を認め、嫌いな感情と共存していけるようになる。嫌いな人とも嫌いなままにでも関われるようになるということです。

どこかに嫌いな人がいるのでありません。誰かを嫌う自分が一人いるのです。自分を縛るのはいつも自分です。

自分が自分から解放されてこそ、世界は変わるのではないでしょうか。

18
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

吉武様

コメントありがとうございます。
受け入れるという事は難しいことですが、受け入れられるように努力します。

早く解放できる日を迎えたいです。

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