ボケる
この前、久々に祖母のお見舞いを家族で行きました。
今はコロナで直接ではなくガラス越しで電話で話すような感じです。
前回と比べて生気もないような感じで第一声が「この人たち誰や?」と看護の人に聞いていました。
「あんたの息子やで!」「久々でちょっと忘れちゃったのかな?ははは」って感じで家族は反応していましたがこの後もちょっと意味が分からないようなことも言うようになっていて明らかにボケて来ていました。
僕は悲しかったです。あんなに卓球が好きで厳しくも優しい祖母がこんなにボケてしまってもうあの頃の祖母じゃないんだなと。
そして怖くなりました。僕も将来ああいう風になるっと思うと自分の考えや気持ちは大丈夫かと疑うようになりました。
ボケていくって言うのはどのような感じでしょう。日に日にどんどん必要なことを忘れていき、自分の考えが分からなくなったりなんだったら言葉の意味すらよくわからずしゃべってしまうようになるのか。
考えたら怖いです。今は若年性アルツハイマーとかもあります。
僕もボケて来ていないか?この考えは普通だよな?間違ってないよな?と怯えるようになってしまいました。
こう思うと毎日がしんどく落ち着きません。どうして生きて行けばいいでしょう?
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を受け入れていけるだけの安心や拠り所を見つけるのも大切
もの忘れには「加齢」によるものと「認知症」が原因となるものがあります。
ご高齢なことを考えると、コロナの影響で、なかなか会えない間に、進行したのだろうね。
老いると、いろんな身体の機能が低下していきます。せめて、日常生活に支障が出ないように、また その人らしく日常が送れるように、ご家族皆さんで関わってあげてくださいね。
祖母さんは、別人になったわけじゃない。老いるということは、手にしていたものを、手放してもいくということですね。
誰にでも、やってくることですよ。
今は認知症への予防もありますし、
そうなったら なったで、自分を受け入れていけるだけの安心や拠り所を見つけるのも大切かもしれません。
私は、阿弥陀さまにおまかせの人生を、
お念仏をたよりにしています。
信仰心というのは、心強いものですよ◎
質問者からのお礼
中田 三恵様、忙しい中返答ありがとうございます。
近頃の解答によく答えて頂き助かります。本当にありがとうございます。
遅くなってしまったこと申し訳ありません。
誰にもやってくることというのはわかっているのですが、どうしても怖く日常生活に影響は今のところそこまで出ていないまでもその恐怖を感じる日々です。
心のよりどころをちょっと探してみようかと思います。
ありがとうございました。