続続続 母が認知症に
年末になりお坊さん方皆様お忙しいことと存じます。そのような中での相談となります事お許しください。母の認知症のことではここで相談に乗っていただき感謝いたしております。
さては母ディサービスにも通うようになり元気が戻りつつあるかのように思えたのですが、昨晩突然死にたいと口走り道路に飛び出そうとしました。必死で止めたのですがその際私が転倒しけがを負ってしまいました。なぜ死にたいと口走ったのかは謎です。そんな母への対応で私自身眠られない食べられないの状況が続き辛い年末を迎えています。ケアマネさんからはいつでも施設入所のお世話をしますよと言われていますが、自身のことは自身でできる母を施設に入所させるのは忍びなく、また私自身困っていても母がいなくなる寂しさに耐えられない状況です。
母のことを考える日々は辛く呼吸が苦しくなったり夜眠れない食べられないの状態が続いております。このような状況下で何をなすべきなのかご教示いただければ幸いです。幸いと言う字とよく似た辛く苦しい年の暮れです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
福祉の使い方を知ってください。
もしかして、施設に入るってことを下に見ていますか?????
自身のことは自身でできる人は施設に入る資格は無いとお思いでしょうか???
もう少し、世の中の制度の事、福祉のこと知ってください。
ケアマネさんの言い方がよくなかったのかもしれないし、
のぶ様のお住まいの地域の福祉資源を知らないうえでの発言お許しください。
単に施設とひとくくりにできません。いろいろな種別があります。
施設と名乗りますが、老人保健施設は在宅生活を目指しての場所です。
施設という名がつかない住環境支援事業所もいろいろあります
すでにご存じなら申し訳ないですが、
サ高住とよばれるところには自立型と介護療養型というタイプがあります。
小規模茶機能型や認知症グループホームというところもあります。
完全介護をするところもありますが、文面でのお母様のご様子だと特養などを使うには介護度が軽い気がします。
自立にはADLといった身体的な面だけでなく経済的な自立も含まれます。
また、自分だけで何でもしたいということは自立より孤立に向かうことが多いです
足りないものを補うことも自立です。
相談文拝見したところ、認知機能の変化による不安を賄い切れていない印象を受けます。不安がストレスになっているようにも感じます。
自宅への執着が死への不安を高めているような気もしています。
安心できる環境を整えることをおすすめします。
キツイ言い方になったらすいません。
小さな町ですが、一応介護審査会の委員をしていて、似たような相談にはソーシャルワーカーとして対応してきました。
+++
早速の返信ありがとうございました。
のぶ様のご家庭のご事情も十分わからないまま、偉そうなことを申してすいませんでした。
これまでお母さまが充実していた時間は何をされていた時でしょうか。
デイサービスの時間じゃ無さそうですよね。
人生への張り合いが失われたと感じると、この世で過ごす意味を見失うことがしばしばあります。
場所によっては、施設から自営業のご自宅に通うことも可能ですよ。
いろいろ可能性を探ってくださることを念じます
お気持ち心よりお察しします
拝読させて頂きました。
お母様が死にたいと言い出してあなたは大変驚いておられ、お母様が道路に飛び出してしまってあなたがお母様をかばいかえっておけがなさってしまったのですね。詳細なあなたやお母様の状況はわからないですが、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
お母様の認知症もだいぶ回復なさっていらしのでしょうが、ふとしたきっかけでそのように死にたいという衝動にかられてしまうのかもしれませんね。お母様の心の状態について厳密にはわからないですけれども、しっかりと専門医の診察を受けてお母様の状態をご確認なさることが望ましいのではないかと思います。今すぐにお母様が死にたいとおっしゃった理由はわからないかもしれませんが、医師の診断を受けて参考にすることもあるでしょうし、対応の仕方や療養の方法もアドバイス受けられると思います。
できるならお母様がそう思われた原因を知りできる範囲でご対応なさって下さい。その場合に決してあなただけで対応するのではなく多くの医療関係者、ケアマネージャーさんやカウンセラーさんにもお話ししながら沢山のサポートを受けていきましょう。
あなたもお母様も決して一人ではありませんからできるだけ積極的な支援を受けていきましょう。そしてお母様のお心が穏やかに回復なっていけばと願います。
お母様が沢山の方々からサポートを受けてあなたも沢山の方々から支援を受け、毎日を健やかに心から安心なさり生き抜いていかれます様に、皆さんと一緒に助け合い心から豊かに生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたやお母様を心より応援させて頂きます。
またあなたのお気持ちをお話しなさって下さいね。あなたを心よりお待ちしております。至心合掌
質問者からのお礼
泰庵一法様。お忙しい大晦日にもかかわらず早速返信を頂きありがとうございます。私は施設に入るってことを下に見ているつもりも自身のことは自身でできる人は施設に入る資格は無いとの認識もありません。ただ、小さいながらも自営業で現役で働く母を施設に入れる前に何かすることは無いのかとの自問自答が続いております。安心できる環境を整えることが今の母には必要であると言う認識は今の私にはありませんでした。このあたりを意識して行政や医療の方々と相談をしてみたいと思います。
ありがとうございました。
Kousyo Kuuyo Azuma様。お忙しい中ご返信くださりありがとうございます。専門医の診察は継続的に受けております。それだけに驚いております。可能な限りで相談場所を探して今は母と距離を取り母が落ち着くことを待つようにとのアドバイスを受けました。近くのおばが母を見てくれており今は落ち着いているようです。ディサービスに通うようになり元気を取り戻している中での出来事だっただけに困惑しています。これ以降様々な方々のお力をお借りしながら母を見守りたいと思います。ありがとうございました。
Kousyo Kuuyo Azuma様。
ご返信ありがとうございます。
母の生きがいは自営業の仕事をすること。今は主となって働くことはかないませんがサポートする側に回っても生き生きと働いています。認知症を見ていただいている先生からは母の気力と体力が許す範囲で働くことを勧められています。ディサービスに行く何倍も働くことが認知症の進行を遅らせることになると言う話でした。母の意向を尊重しつつ病状次第ではデイサービスの回数を増やしたいと考えています。
ありがとうございました。