パニック発作を患い辛いです
年齢による更年期障害、ストレスによる自律神経失調症を患っていますが、とうとう、パニック発作まで発症してしまいました。内科的には問題なさそうですが、両親とも内臓の悪性腫瘍で亡くなったので、自分もいつかはそうなる可能性はあるだろうと思っています。ただ更にここへ来てパニック発作とは予想もしませんでした。仕事にも影響が出ることになるでしょう。この年でのパニック発作は辛いです。治療は適切に受ける積もりですが、もう前向きに生きる気力が無くなってきました。家族のためにも前向きになりたい、でももう無理かもしれない。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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仏様を依り処となさって下さい
「無理しないでください」。
もう無理とおっしゃっていますよね。それ以上無理しないで良いのです。
仏教は基本的に「出来る範囲で精一杯」行動することを説きます。言われれば納得しますが、実際に行動する際にはなかなか難しい表現です。倦まず弛まず、しかし張り詰め過ぎてはいけないのです。
あなたは今まで努力を続けられ、社会的な立場も既に得ておられる様子ですね。今までの努力精進にまず敬意を表します。
その上で、今あなたは精神的なプレッシャーによってかなりお辛い状況にあるようです。その原因はあなたを取り巻く環境の変化や御家族を思う優しいお気持ちなどいろいろとあるのだと思いますが、結局のところ自らを責め、追い詰めているのは御自身です。
苦しみは他から受けるのではなく、どうあれ自ら生み出し、自分で感じるものだからです。
ならば、苦を無くすこと、苦を「手放す」ことは可能です。
そのために仏教ではいろいろな方法が説かれますが、座禅をなされるのもよろしいでしょうし、また浄土真宗では「阿弥陀仏に『我が思い』を任せる、委ねる」ことで自らの苦悩からの解放を説きます。
一見すると、自堕落で何もしないいい加減な生き方を勧めているように誤解されがちなのですが、悩み苦しみに苛まされている状態ではきちんとした思考・行動が出来ませんから、苦悩から離れることが先ず第一なのです。
『自分では自分はすくえない』…どうか、この言葉を受け止めて頂き、仏様を依り処、羅針盤とされて人生を生き抜いて下さいませ。
自分を信じ抜くか、仏様を信じお任せするか…前者の道を選んでも、仏様はあなたを案じ続け、支え続けて下さっておられます。
質問者からのお礼
お礼が遅くなり失礼しました。アドバイス有り難うございました。