親友が自殺しました
ここ最近、大事な親友を亡くしました。
自殺でした。
親友は精神疾患を患っており
私が死んだら、とか
つらい、死にたい、などなど
よく口にしていました。
未遂もよくしていたので
今回も周りは、またか、程度に
思ったと思います。
親友からはよく相談されましたが
その度に、ごめんねありがとうと
言われました。
ごめんねと言われると
何もしてあげられなくて
申し訳ない気持ちになり
胸が苦しくなりました。
多分、一番近くにいた親友は
私だと思います。
だからこそ、救えなくて
本当に後悔しています。
訃報を知ったときはものすごく
ショックで悲しくて泣きました。
毎日毎日、親友のことを想っては
泣いてばかりいます。
親友は苦しみから解散されたでしょうか。
今は楽になったのでしょうか。
それだけが気になります・・・。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
苦しみはなくならない
自殺者の9割は、「うつ」などを患っていると言われます。
つまり、自殺者の多くは、実質的には病死みたいなものです。
若くして病死する人は、いつの時代にもどこの国にもいます。
あまり、特別な不幸だと考えず、これも自然現象みたいなものだと思いましょう。
で、基本的に仏教では、私たち生きものは輪廻転生(生まれかわり)を繰り返していると考えます。だから、死んでもまた姿を変えて生きることになるのです。
また、仏教では、生きているかぎり苦しみはなくならないと説きます。
座っている人には座っている苦しみが、立っている人には立っている苦しみがあるように、苦しみは無くならず、苦しみの形が瞬間瞬間に変わっていくだけなのです。
真理を悟り、煩悩を滅して生への執着を消さないと、輪廻転生から解脱(卒業)できないのです。
ですから、自殺でも他の死に方でも、生きている人にも、苦しみは普通にありますから、まぁそれが普通なので、特別大げさに心配する必要はありません。
ただ静かに、亡くなった方の来世の幸せを願い、生きとし生けるものの幸せも願いましょう。
亡くなっても仏様が救います
ご親友が自死で亡くなられたとのこと、ショックであろうと思います。
お辛い思いをお書きくださりありがとうございます。
まず、ご自分を責めるのはおやめください。元々定まった宿命だったのかもしれず、誰にも止めることは出来ないものであったと思います。
今は、亡きご親友のご冥福を祈りましょう。
そして、貴女はご親友の分も幸せに生きて、彼女を思い出した時にその幸せな気持ちを彼女に届くように回し向けて差し上げてください。
何よりも、仏さまがご親友をしっかりと守って、苦しみから救ってくださいますから、ご安心ください。
ご縁があってお寺に参った時にも、お寺の仏さまにご親友のご冥福をお祈りしてくださいね。
合掌