幽霊とのルームシェアについて
回答 2
有り難し 28こんばんわ。
最近住んでいるアパートの自室で気になる点がいくつかあります。
(住みはじめて1年くらいにはなりますが、下記が気になりだしたのは最近です)
【気になる点】
①地震、工事、トラックの通過、隣人の洗濯機の動き等がないのに、突然古い本本棚の備え付けのガラス戸がガタガタと揺れる。
(逆に言うと、それが起きた時に揺れたことはない)
②パソコンを触ってないのに、マウスのダブルクリック音が響く
③備え付けのLEDのシーリングライトが、チカチカしたり切れる前触れもないのに突然パッと切れる。
(けれど一度、化粧中にアイライナーが見つからなかった際に電球が切れ、それで立ち上がった際にすぐ見つかったことはあります)
④エアコンから水がポタポタと滴る
ただしびしょびしょになるほどではない。滴る場所はいつも違う
その後スイッチを触ると普通に点く
【お聞きしたいこと】
①上記の現象は全てとは言わなくても、一部幽霊の仕業なのでしょうか
②私は霊感がないので、幽霊を見ることはできませんが、存在を否定はしません。その為幽霊が私の部屋に居るなら、私の身に危害が及ばない限りは排除したいとは思いません。
お互いに快適にルームシェアできるには、どうしたらいいのでしょうか
③そもそもお坊様の立場から、幽霊は存在すると思いますか？
④私の部屋に幽霊が居たとして、彼(彼女？)は何を主張していて、何を私にしてほしいのでしょうか？
またこれを書いてる時も急に右肩が痛くひんやりとなってます。(左肩は冷たくありません)
よろしくお願いいたします。
生きる価値を見いだせないまま、さまよってる
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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存在するのは何か
ご相談拝読しました。
お部屋で気になる現象が起きていて、幽霊の仕業では？と考えていらっしゃるのですね。
さて、これまで幽霊の存在が証明されたことはないと思います。つまり幽霊の存在は肯定も否定もできず「わからない」というのが今の答えです。
しかし「わからない」はずの現象を「幽霊のせいだ」と言う人はいます。「幽霊」の存在はわからないのに「幽霊を見たという人」や「幽霊による怪奇現象に会ったという人」は存在する。これはどういうことでしょうね？
人間は「わからない」ということに耐えられません。不安だし怖いしモヤモヤして気持ち悪いのです。だからわからないはずの出来事も、真実は差し置いて自分の分かる範囲に押し込めてでもわかることにしてしまいたくなります。
その時に「幽霊」など目に見えないものは説明・理解に便利なのです。幽霊のせいだとしてしまえば落ち着けますし、なんだかそういうものに会った自分が特別な感じもします。すると一旦そう考えるともうそこから離れられなくなってしまうのですね。
さてさて、仏教においてはいわゆる幽霊の存在というものには否定的だと思います。アートマン（死後も常住不変の魂・本体のようなもの）を認めないからです。
一切のモノ・コトは縁（条件・環境・対象）によって相互依存的に起こると考えるのが仏教です。
あなたの部屋の不思議な現象も人知では全て分からないにしろ、何か原因があって起こることでしょう。「幽霊のせい」ということへの囚われを離れて冷静にみてみることが大切です。
その上で、やっぱり分からない・説明がつかないということだってあるとは思うのです。
だからといってそれが「幽霊のせい」だとは言えないはずです。だって分からないのですから。分からないのに「幽霊のせい」だとするとしたらそれは「幽霊」が存在するのでなく「幽霊のせいにしたい自分」が存在するということです。
そういう自分もまた数限りない縁によって存在します。「幽霊のせい」だとしたくなるような縁にもよおされているということですね。
事故物件かもしれませんが
笹井さん、はじめまして。質問を拝読しました。
住み始めて１年になるアパートで気になる現象が起きるのですね。もしかしたら霊の仕業ではないかと考えるのですね。
１、霊の仕業かどうか
結論からすると分かりません。ただ、笹井さんが霊の仕業のような気がするなら、その直感は当たっている可能性が高いと思います。
２、快適にルームシェアするにはどうしたらよいか
まずは笹井さんの感覚です。ものすごく怖い、あるいは嫌な感じがするならルームシェアは難しいでしょう。そうでないならある程度は気にしないようにすれば良いと思います。笹井さんがピンとくるときは伝えたいことがあるのでしょう。
３、お坊さんの立場から霊の存在はあると思うか
意見の分かれるところですが、私は霊音が聞こえたり、雰囲気を感じることがあります。
４、霊は何をしてほしいのか
何か伝えたいことがあるかもしれませんし、何となくザワザワしているだけかもしれません。
最終的に笹井さんの感覚と直感を大切にしてお過ごしください。
