授かり婚に後悔してしまいます。
去年、彼との子を妊娠し結婚しました。
子供に恵まれ、愛おしく思う一方で
授かり婚というものに対して後悔しております。
付き合っているとき、私たちの結婚は考えているの?と彼に聞くと、
いつも誤魔化されていました。
しかし、間違いでわたしが妊娠してしまったら、すぐ結婚しようと言われました。
妊娠したから妥協で結婚するんだと
いう思いが消えず、彼と一緒にいても
我慢して一緒にいてくれているんだと思ってしまい、苦しいです。
妊娠が分かったときも全く喜べず、ショックで涙が止まりませんでした。
わたしはキャリアアップのために
転職したばかりだったので
仕事も辞めるしかなかったのです。
今までずっと勉強ばかりしてきて
難関資格にも合格し、新しい仕事で頑張りたいと思ってる矢先に分かった妊娠だったからです。
そんなこともあり、
自業自得なのは百も承知の上で
仕事も失い、彼のことも信頼できないまま
結婚生活を営むのが辛くて仕方ありません。
子供がいるのに、こんなことを考えてはいけない。過去を受け入れて現状に満足しようと自分に何度も言い聞かせますが、仕事を失い、
今までの努力が無駄になってしまったし
妥協で結婚されたと思うと苦しいです。
彼に妥協で結婚されたのが苦しいと
この前やっと相談してみたら
結婚のことは意識してたと言われました。
しかし、わたしの頭では
じゃあ、なぜ付き合ってたときは
結婚の話になると誤魔化してたの?と
その繰り返しです。
自分でもひねくれた性格だなと思いますが
この苦しみから解放されたいです。
どうか助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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責任感が結婚を躊躇させる場合も
後悔はストレスの原因になる煩悩です。
毎日のように後悔してしまうのは、辛いですね。
さて、結婚するとなると、収入や貯金もある程度必要ですし、責任感がある人だからこそ結婚を躊躇する場合があるでしょう。
また、これは私の知人のケースですが、あえて避妊はせず、子供ができたら結婚しようという考えで、結果的に授かり婚に至った人もいました。
その場合は、「子供を授ける」というご縁を大切に考えての決断ですね。
だから、授かり婚だからと否定的に考える必要はありません。授かり婚の割合も近年は増えており、珍しいものではありません。
転職したのにすぐ退職したのは、あなたの意思なのかもわかりませんが、まともな職場なら産休育休を勧めてくれるはず。
所詮はブラックな職場だったのです。執着に値しない職場。
後悔の原因は執着です。
しかし、現実世界は諸行無常。瞬間ごとに新しい世界、瞬間ごとに新しい自分。
役者さんが、舞台ごとに違う役をみごとに演じるように、あなたは、今日の役割を楽しみながら過ごしましょう。
幸せは、今・ここの瞬間にある。
過去は脳内データにすぎないのです。