自分を好きになれません。
自分のことが信用できません。
具体的には自分なりに今まで勉強に仕事に恋愛に頑張ってきたつもりですが、いつまで経っても他人と比べてしまい自分自身を肯定することができず、毎日が辛いです。いつも朝起きると自分は今日も失敗してしまうのではないかと不安になります。
このようになってしまった原因は、次のような経緯だと私は思っています。
私は私の父母のことが子供の頃から大好きでした。私の父と母は優秀な人間だと信じていました。
しかし、社会に出てから私が父と母から学んだことは精神論や綺麗事ばかりで、全く役に立たず、むしろ世間の人から変なやつだと思われて苦しむ日々を過ごしました。
このようなことから父と母に裏切られた、そのような父と母の無能さを自分が引き継いでいると思うと、私以外の他人はなんと優秀なのか、無能な自分が努力するより他の人が頑張れば良いのではないかと、毎日、人と自分を比べてしまい悲しくて仕方ありません。
一度、父と母の良いところを探し新たに尊敬できるように試みたこともあるのですが一度裏切られたと思う気持ちが強く中々良いところを見つけることができませんでした。
このように自分信じれないことを父母に転嫁することは自分への甘えだとはわかっているのですが、私は毎日どのようなことを考えながら過ごせば辛さはなくなるのでしょうか。
もしも、同じような経験をされた方から体験談など伺えましたら幸いです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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【真髄】これより別の子細ナシ。
"私が父と母から学んだことは精神論や綺麗事ばかりで"
そりゃそうだ。
ご両親がおまえさんに仕込んだものは万物の基本だ。
仏教の真髄を教えてやろうか?
【諸悪莫作】(わるいことはすな)
【修善奉行】(いいことをしろよ)
以上の2点だ。
おいおい、バカにしてんのかとでも思ったかい?そんなの小さなガキんちょでも知っとるわと言いたくなったかい?しかし、これがすべての基本となり、そしてすべてがここに帰結していくんだ。おそらく、おたくのご両親の教えと大して変わらないだろう。
この基本を背骨に、仕事、交友、家族、その他ありとあらゆるものに【応用】し展開していくのが人生というものだ。いったい誰を見て憧れているのかは知らんがなぁ、この基本の重要さを知らないまま、この基本を疎かにしたまま、うわべだけ誰かのマネをして少々の成功を掴んだところで、これほど危険なことはないんだぞ?