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親と妹と縁を切ろうと思っています

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

私の両親はカルト宗教にはまっていたときに知り合って結婚しました。
父親はあまり教会に通うことは無いのですが、母親はずっと関わっています。
私は十年近くやめろやめろと訴えているのに 宗教の自由だからとごまかし続けられています(調べればこいつらの講習でごまかし方を教えてるみたいですよ)
両親だけで完結するならまだましですが、最近妹までそのカルトにのめり込み始めました。
母親は40万円もする置物をかって、仏壇みたいなもんだからと主張、蛙の子は蛙なので妹まできっとそうなるのでしょう。

頭悪すぎて親と縁を切ろうと真剣に思ってますが、クソカルトが憎いし、比較的まともな祖母が死ぬまでは悲しませたくないです

こんな理由で縁をきってもいいのでしょうか、私としても悲しいしカルトさえなけりゃと憎む毎日です
やめさせるには時間が必要ですし、なにいっても聞かないバカにこちらの時間使うのもバカですよね?
親としてはいいのですが…


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

さあ、やってみましょうか…

 ご両親や妹さんと縁を切って、それでもあなたは大丈夫ですか? 生きていかれますか?
 縁を切るのなら、御家族ではなくて「カルトと」ではないですか…。
 かといって、何人にも信教の自由があります。ご両親や妹さんが脱会したいのに出来ない状況ならば、あなたが動く必要はあると思いますが、そうでないなら、難しいかと思います。
 もちろん、あなたが腹を決めて脱会に向けて尽力することも、やってみる価値はあります。あなた自身が精も根も尽きてボロボロになってしまうかも知れませんが…。それでも御家族を取り戻すという決意あれば、カルトからの脱会を援助する組織もありますし、また脱会の手法をネットで検索すれば、役に立つような経験談・方法がたくさんヒットしますよ。
 でも、それ以上にあなたは御自身の生き方を探すことの方が大切かと思います。
 生きることは簡単ではありません…逆に申せば、「こうしたら良い人生が送れる」なんていう魔法みたいなものはないのです。
 生きることは「私の全て」ですから、全身全霊(ちょっと浄土真宗的表現を外れますが)を傾ける価値があるし、そうすべきでしょう。
 物事を成就するためには、それにチャレンジするしかありません。壁を乗り越えていくしかないのです。
 そのために自分を高めましょう…読書や運動、芸術など何でも良いですから、好きな分野、好きになれそうなモノに取り掛かりましょう。
 娯楽以外はどれも最初は面白くないのです(娯楽だって、真剣に突き詰めていくと面白さが変化し、ある意味辛くなるはずです)。でも真剣に取り組んでいると辛い状態を乗り越えることが出来、本質的な楽しさがわかってきます。
 そしてあなたの楽しそうな、また充実した生き様を御家族がご覧になったとき、御家族が御自分でカルト脱会の道を選ぶかも知れません…。
 「やってみてごらん。私がついているから」…私は浄土真宗 阿弥陀仏の呼びかけをこのようにも味わっています。
 

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。
趣味を見つけ、縁をきるにしても自分で稼いでからにします。
カルトの相談をしたらまず、父親を味方につけない限りは不可能と言われました、父親が特にカルトでの高額な物を買うことに反対してる雰囲気はありません(まだ父親に話していない)ので絶望的です
親など一番身近な他人のようなもんだと割りきっていくしかないんですかね

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