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母親から受けた仕打ちが忘れられない

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

幼い頃、母親は専業主婦でした。
父親は激務で、母は家が好きなのか
四六時中、母親と一緒でした。

何かあるとすぐに泣き叫んで
ヒステリーを起こし怒鳴られました。
そして、平手打ちを食らいました。
母は知らない土地で趣味も友達もなく
引きこもりがちで私だけが生き甲斐
彼女はそんな人生かもしれません。
町内会のイベントや部活は禁止、
私の友達関係も口出しされ、
無理矢理離されました。

大人になった今も
何か踏み出そうと思っても
母親に何か強く言われると思い、
結局、何も出来ず終わります。
これらの負のスパイラルを
断ち切るにはどうすればよいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いろいろ動画を見ましたが

お尋ねにお答えするために心理カウンセラーの方々や、精神科医の先生方の動画を見てみました。

親の言うことなんか聞くな、距離を取れ、断固とした態度を取れ、という助言もありました。それも一つのやり方かなぁ、とは思います。

しかし、「毒親」と娘(カウンセラーさん)から言われているようなお母さんでもお母さんであるわけです。あなたも困った相手がお母さんでなく他人なら、苦しむことないでしょう。切って捨てればよいだけのことですから。

親との関係の場合、いくらお母さんに問題があっても親である以上、愛情をかけ続けて来てくれているのが実感できますから、「この毒親め!」と蹴り倒して絶縁なんてできないですよね。

見方を変えて、お母さんの方も自分の育て方に山ほど問題があったことは(どこかで)分かっているわけです。いろんなご法度を作って窮屈な育ち方をさせてしまったいけない母親だと思っていないわけがないんです。心のどこかであなたに済まないと思っておられるのでしょう。

そこで、あなたが変わってあげるというか、一段高いところにのぼってお母さんとの関係を変えてみることかなぁ、と思います。実はこれは精神科医の樺沢紫苑先生の受け売りなんです。動画は、

https://www.youtube.com/watch?v=AnJm8XrIprc

です。類似の内容のものが他にもあります。

樺沢医師によると、親との関係に悩んでいる人は少なくとも二人に一人、実はもっと多いらしいです。親も人間ですから100点満点というわけにはいきません。欠陥だらけです。私の親もものすごく問題のある連中でしたし、私も子らに疎まれ、「お父さん、もうあっち行って」と常に言われています。程度の差はありますが、みな同じなんです。それは、あなたも親になったら分かるところもあるのでしょう。

自分も親になることを思えば、出来にくいかもしれませんが、樺沢先生のおっしゃるように、「ありがとう」と言ってみることなのかもしれません。たぶんそんなふうには出来ないとおっしゃるでしょうが、仏教的には樺沢先生のおっしゃることが、切って捨てろ、壁を作れ、という助言よりずっとよいです。あなたの精神のためにも、えっ、自分ではできないとお思いになるかもしれませんが。

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素敵な御言葉ありがとうございました

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