お坊さんが行ってみたいお寺は?
質問はタイトルの通りです。
実際に行ったおすすめのお寺でも大丈夫です。
お寺って静かですよね。周りに人がいても、1人で居るような落ち着いた気分になります。
私は音と光と匂いに弱いので静かな場所の方が好きなんです。
お坊さんという職業を理解していない部分もあり、失礼にあたる質問だったらすみません。
ここからはお忙しい方は読まなくて大丈夫です。回答いただけるだけ嬉しいです。
私は10月いっぱいで死のうと考えてます。
家族の分の家事や弟のお世話、買い物などはきちんと続けて最期までやろうと思ってます。
みんな忙しいのに私を消すのは申し訳ないです。
でももう二十歳なのに、自分の食事やお風呂すら出来なくなってきました。
親にも伝えましたが、いろんなことをしろと私に頼むのを止められないみたいです。
親の期待にも優しさにももう応えられません。
20年間、10時まで寝坊したことが二度、受験に落ちたことも二度、それから立派な大人にならなかったことは謝ろうと思います。
最期は自分の好きなように動いて良いと思いますか?
遊びに行きません。ダラダラ休みません。家族の手助けや頼み事は全部叶えます。その代わりお寺に行くことは許してくれると思いますか?
質問しておいて、後押しが無いと行けそうにないんです。力を貸してくださる方、一言だけで良いのでお願いします。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
鎖で繋がってる感覚から抜け出せない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
行ってみたい寺、夢が広がります
紫雲さんのご質問は行ってみたいお寺ですか…
中国の浄土教ゆかりの寺院である玄中寺。
或いは、インドのブッダガヤにある印度山日本寺を見てみたいですね。
どんなお寺なのか、行ってみたいなあという思いがあります。
私の所属する浄土真宗の寺院ということであれば、アメリカやブラジルにある海外の別院にも行ってみたいですね。
国内の寺院も良いのですが、行ってみたいということであれば、自分の中の視野や世界が広がるような海外の寺院に心惹かれます。
私は忙しくありませんので、続きも読ませていただきました。
そうですか。紫雲さんは、そのように決められたのですね。自分のやりたいことを見定めて、目標を決めて行動していく。紫雲さんは、ご自身のことを立派な大人にはなれなかったと卑下されますが、そうやって一歩ずつ歩んでいく紫雲さんは十二分に立派な大人だと私は思いますよ。
自分の好きなように動くというのは良いですね。それが、遊びにも行かず、ダラダラ休まず、家族の助けや頼み事を全て叶えるとは、紫雲さんはご自身に厳しい方ですね。もちろん、お寺に行っても良いと思いますよ。
寺に行くことは後押しさせていただきますよ。
もうしばらくお時間もあると思いますので、また、続きを聞かせてください。
紫雲さん、書き込みどうもありがとうございます。
【以下、お礼のコメントへの返信を追記します】
紫雲さん、お礼のコメントありがとうございます。
みんなの言う生き方がわからなくても、紫雲さんは紫雲さんとして歩まれたら良いと思います。無事たどり着けるといいですね。
それと1つだけ、いろんな宗教、宗派のお寺がありますので、私のいただきとしてお話させていただいますが
本当はお寺って、私たちが何かを願っていくところではないんです。仏様の願いを私たちが聞く場所をお寺といいます。
紫雲さんはお寺参りしたいと思われたのでしょう。ならば用はあるではないですか。
西本願寺
静寂な境内のお寺も素敵ですが
本堂の広いお寺も素敵ですよ。
東本願寺や知恩院も広いですが
西本願寺は国宝・世界遺産でもあり
その歴史を感じながら
じっと座って仏さまに向きあうのは
本当に落ち着きます。
一度しっかり
仏さまに向きあってみませんか?
あなたがこれから出会うもの
拝読させて頂きました。
私が行きたいな…と思っているのはやはりインドのブッダガヤの日本寺とラージギールの妙法寺ですね、そしてお釈迦様が生まれたネパールのルンビニーとポカラに行きたいですね。
インドのブッダガヤの日本寺は私がバックパッカーでボロボロになって病気になってしまって治療して頂いたお寺です。大変お世話になりました。そして夜沢山のろうそくに照らされて浮かび上がる大きな仏塔の姿は幽玄ですし、沢山の人々がその下で集まりそれぞれに祈りを捧げています。確か沢山のチベット僧の方々もいらして、ダライ・ラマ法王もいらしたと記憶しています。
インドのラージギールの妙法寺はお釈迦様が沢山の方々に向かってお説法なさった霊鷲山という山に建っています。ですからそこもお釈迦様の聖地です。そこで私は病気から快復した後に管理人をしていました。山の頂上にありますから星々が輝いていて落ちてきそうな位でした。近隣は何もありませんから夜には外に野生の虎などの動物達がごろごろうろついているようなところです。
ネパールのルンビニーはやはり何にもないとこですが、何千年前にそこでお釈迦様が生まれたことを表すような遺跡がちょとずつあるとても静かなところです。お寺が建っているというよりは崩れかけた仏塔が建っているようなところです。
同じくネパールのポカラはヒマラヤ山脈のふもとにある街です。そこにはとてもきれいな湖があり、朝日が昇ってくると湖の向こう側からヒマラヤ山脈の山々が照らし出されて輝きを放っていて圧倒的な存在感があります。そして湖にはヒマラヤの山々が映し出されてヒマラヤの山々を二重に見ることができます。確かその湖の中に島がありお寺が建っていたと思います。
あなたが今まで見たこともない素晴らしいお寺や自然や世界がこの世の中には存在しています。今目の前のことにだけとらわれずに広く大きな世界へと少しずつ踏み出していって下さい。無理のない範囲でいいと思いますし、あせらないで下さいね。あなたはあまた無数のご縁の中で恵まれて今生きていますし、あなたが生きていることは本当に尊いことです。
あなたがこれから素晴らしい出会いやご縁に恵まれながら健やかに成長なさっていかれて、素晴らしい体験をなさって心から豊かに生き抜いていかれます様心より仏様やあなたのご先祖様方に祈っていますね。そしてあなたを心から応援してます。
洞山三頓
紫雲さま
拙生が行きたいお寺は、チベットのガンデン寺です。
いつかいけると良いなーと思っています。
まあ、人生、時には休みも必要です。
世間の喧騒から離れたお寺で心身のリフレッシュが必要です。
一寸休むことも大事です。一休です。(ネットで)お坊さんに勧められたと言って、お寺に行くぐらい、もちろん許してくれるでしょう。
一休と言えば、一休宗純禅師。京都に酬恩庵(一休寺)があります。
是非、行ってみられても。
一休禅師の詩に、「有漏路より 無漏路へ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」というものがあります。一休の道号の由来になった内容です。
これは、洞山三頓という公案への一休禅師の答えです。
洞山三頓(師・雲門と弟子・洞山のやりとり)
雲門
「どこから来たのか?」
洞山
「査渡からやってきました」
雲門
「この夏(安居)はどこで過ごしたのか?」
洞山
「湖南の報慈寺でございます」
雲門
「いつそこを出たのか?」
洞山
「八月二十五日です」
雲門
「おまえを棒で60発叩いてやるところだが許してやろう」
そして、次の日に再び問答する中で、洞山は大悟したと伝わる公案です。
聞かれたことに素直に答えただけなのに、雲門はどうして棒で叩いてやるところだぞと言ったのか。。その真意を図る問答です。
まあ、まあ、期待や優しさに応えれなくてもいいじゃないですか。ご両親は貴女がいてくれるだけで良いのですよ。とにかく一休み、一休みですよ。
宜しければ、この問答について、是非、酬恩庵(一休寺)でゆっくりと考えられてみるのも。
一休み、一休み
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
秋山様
ありがとうございます。
海外という言葉を聞いて自分でも驚く程に視野が狭くなっていることに気がつきました。
毎日怒る親の火種を新たに作らないように、幼い頃からどこにも行かず身の回りの物も最小限でわがままも言わない都合の良い子供として育ったような気がします。
一番下の弟が癇癪を起こしたり好きなことをしたり褒められているのを見ると、どうかそのままの弟で過ごしてほしいと勝手に願っています。
親にも事情はあると思いますが、今に至っては手遅れです。
深刻に考えるな、無理をするな、といろんな人に言われますが10年以上この生き方をしたのでみんなの言う生き方がわかりません。
方向音痴なので正直1人でお寺に辿り着けるか疑問ですが、後押しして頂けたので頑張って行ってみようと思います。
今心配なのは、お寺に行くことまでが目標なのでお願い事も用事もないのですがお寺でウロウロしても大丈夫なのでしょうか。
Kousyo Kuuyo Azuma様
ありがとうございます。
御病気を快復された、のところまで読んでひとまず安心しました。そこからゆっくり全て拝読させていただきました。
実際のインドやネパールのお寺でのエピソードは想像の範囲を越してしまったので、自分の目で見ないとわからない景色なのかもしれませんね。
今思えば私が常に目を向けていたのは親の機嫌で、体験の機会をも沢山逃していました。
友達と遊んだことすら片手にも満たない回数で、1人で出掛ける理由も試験を受けに行く為で寄り道もせずに帰ってきて。
せっかく素敵なエピソードとお言葉をいただいたのに、自分を惨めな気分にさせている私は本当にどうにもなりませんね。
前向きな気持ちになれなくてすみません。
貴重な体験を教えてくださってありがとうございます。
それから私の知らない素晴らしい景色を想像する時間もくださってありがとうございました。
川口様
ありがとうございます。
ガンデン寺は山の中にあるのですね。お寺に着くまでにも様々な体験が出来そうです。
京都の一休寺、候補に入れさせていただきます。
それから教えていただいた詩や問答は見たこともない言葉ばかりでさっぱりわかりませんでした。言葉を調べてはみましたが、今の私では理解できないようです。
今までただ一休みする為にどこかに行って静かな時間を過ごしたことは一度も無いです。
お寺に着いた後の予定は白紙でしたので、ご提案いただいたこの問答について考えてみようと思います。
死ぬことで頭がいっぱいのところ、他の事を考えるきっかけを作ってくださってありがとうございます。
和田様
ありがとうございます。
西本願寺は知識として知っていましたが、境内が想像以上に広くて驚きました。観光として見て回るとなったら一日かかってしまいそうです。
私は宗教を意識したことがなく、仏様も知識としてしか頭に入っていません。
仏様とは私のような一般人?からするとどういう存在なのでしょうか。
それから仏様に向き合うとは何をすれば良いのでしょう。
お寺には修学旅行とお葬式でしか触れて来なかったので、観光以外の場合はどうすれば良いのか知らないまま行こうとしてました。
本当に何もわからずすみません。