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昔ペットに虐待をしてしまった

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

もう5、6年前の話になるのですが、当時一緒に暮らしていた猫と今一緒にいる猫に消毒液を顔面からかけてしまいました。
消毒液は食器にかけても大丈夫なものだったので、当時の私は猫にかけても大丈夫だろうと躾としてかけてしまっていました。(失明とかにはなりませんでした)
最近に暮らしていた猫は半野良みたいな感じで、外によく出していたのですがよく怪我をして帰ってきたのにも関わらず病院に連れていくことをしませんでした。
その猫は3、4年くらい前に外に出ていったきり戻ってきません。
今はそんなことしていないのですが、その時私は小中学生だったのですが、だからといって虐待が許されていいはずがありません。
その猫や今暮らしている猫にもとても可哀想なことをしてしまって後悔しかありません。痛かっただろうと思うと本当に申し訳なくて、私には動物と一緒に暮らす資格はないのだろうと思います。
せめて今暮らしている猫はもう1匹の分、愛情いっぱいに接してその子が死ぬ時まで一緒にいようと思っていますが、前に一緒に暮らしていた猫のことを思い出す度、もっと大事にすれば良かったと後悔が止みません。
私はきっと地獄に落ちるのだろうと思います。
この後悔をもったまま生きるしか出来ないのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

過去は変えられない

私は蚊取り線香という毒ガス発生装置で、たくさんの虫たちを虐殺しました。
あなたよりも何百倍も非道いことをしましたので、私も地獄に落ちるかもしれませんね。
でも、後悔しても仕方ありません。
過去は変えられません。
未来を変えることはできるかもしれません。
確実なのは今です。
今、虐待しないように気を付ける。
その連続が未来を作り、振り返れば過去になります。
後悔は捨て、明るい新鮮な気持ちで、今、気を付けましょう。
心は無常。
瞬間ごとに新しい自分です。

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有り難し
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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

願誉浄史様、回答ありがとうございます。
あの子のことは忘れずに、虐待をもう二度とせずに愛そうとおもいます。
後悔をいつまでも抱えないようにしたいと思います。
ありがとうございました。

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