自分のダメなところばかり考えてしまう
先日第一志望校の入試がありました。入試の内容は小論文で答えが無く、後から自分の文のダメなところばかり考えてしまい夜も眠れません。
昔から自分のダメなところばかり考え過ぎてしまうところがあり、これを機にそこを変えたいです。どのようにすればよいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人は「自分はダメだ。」と感じる時に成長するのです。
亀山純史と申します。
周りをよく見るとわかりますが、完璧な人なんていません。みんな失敗ばかりです。私もhasunohaでの回答をサイトにアップしてから、「こう書けばよかった。」「ご相談者の方が望んでいる方向性とはちょっと違っていたかな。」なんていうことはよくあります。瑣末な事柄の修正はともかくも、方向性を大きく変えるような書き換えは、一度アップした後はできません。そんな時は、次回への教訓として受け止めるようにしています。
人は「自分はダメだ。」「失敗してしまった。」と感じる時に成長するのです。失敗を感じない人には成長はありません。
心配しないで、前を向いて生きていきましょう。
一箇所だけ、ね。
「自分のダメな所ばかり考え過ぎてしまう」、なるほど問題ですね。でも、それは一箇所だけ。「過ぎて」だけです。「自分のダメな所を考える」は悪くありません。若い人には必要なことです。で、あなたの言う「過ぎる」とはどんな状態なのか?考えてみました。
1)終わったことなのに、何時までもそのことを考えている(時間の問題)
2)原因を深掘りしていくばかりで過去の自己を否定して終わりになる(抽象度の問題)
1)は「切り替えができない」ということ、2)は「見通しが立たない」ということで、どちらも「ずるずるア〜ダメダメ〜と言ってお終い」パターンですね。
でね、「自分のダメな所はココだな〜」と思っても、それって忘れていくでしょう?同じ事、何度も繰り返すでしょう?それは行動によります。例えば、今回の小論文で「自分がダメだと思った」こと、書き留めてありますか?前回は?蓄積していますか?そういう、「煮詰めと修正」をかけていかないと、いつまでも同じ事を繰り返しがちですよ。
具体的な問題であれば、具体的な解決は大抵あります。「気にするな」と言われて「ハイ了解」ではないでしょう?具体的な形にすること、があなたには欠けているように思います。「夜も眠れない」のであれば、目が冴えるのであれば、あなたの問題点をバリバリ書きだしてみたら?可視化することは結構役に立ちますよ。あなたが、あなたご自身を諦めてしまう前に。
質問者からのお礼
ただダメだと思うだけでなく、自分の欠点を書き出して教訓として今後そのことを意識して修正していくことが大切なのですね。今すぐにでも実践していこうと思います。
入試の結果はダメでしたがここで頂いた言葉を胸に後期も諦めずに頑張ります。
ありがとうございました!