恋人にイライラしてしまいます
わたしには、結婚を控えている恋人がいるのですが、その恋人にすぐにイライラしてしまいます。
普通の友人やそう親しくない人のことはあまり気にならないのでイライラすることはないのですが、どうにも身内にはつい厳しくしてしまう性質のようで、よくないと思いつつ怒りを制御することができません。
「それは普通〜するべきじゃないの」
「社会人なら分かるはず」
というようなことを恋人にきつい言い方で言ってしまいます。
恋人はおだやかで優しい性格の人です。
反面、歳上なのですが優柔不断で頼りないところがあり、よくわたしを頼ってきます。
そのため、頼りないところについイライラしてしまい、我慢がたまるたびに爆発して叱りつけてしまい、その度空気が悪くなってしまいます。
今までは恋人を指導するような思いもありましたが、内心では相手を変えるのは難しい、自分自身が変わらないとということは頭では分かっていて、葛藤もあります。
しかし、「なんでもっとうまくやってくれないんだろう」「またわたしばっかりさせて」と考えてしまい怒ってしまう繰り返しです。
恋人は、「言うことはもっともだけど自分にはできない」「そんなに要領よくない」と言います。
わたしは、恋人に完璧さを求めているわけではなく、努力するそぶりさえ見せてもらえたらそれだけでいいと思っているのですが、それも感じられなくてイライラしてしまいます。
わたしもイライラしてあまり怒りたくないのですが、どうしたらうまくやっていけるでしょうか。
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大人の成長は器の成長
こんばんは。「身内にはつい厳しくしてしまう」分かります分かります。私も同じです。結局の所、自分の生活に影響が大きいからなのでしょうね。「家族を持たなければ、自分以外の人間の行動や様式に、いちいちカリカリしないのに…大らかでいられるのに…」というのは大いに肯けるところです。恐らくお釈迦様でさえ、そう感じていたのではないかと思います。ゆえに「出家」された。出世間ですな。
それはさておき、一応生物としての戦略として理解していただきたい事があります。それは、「子どもを持つ相手としては、なるべく自分と異なるタイプを選ぶようだ」ということです。よく言われますが、いとこ婚などの近親者同士では、遺伝子が近すぎて良くないとか…どう「良くない」かは、「行動パターンのバリエーションが狭いから」と言われています。
つまり、ある状況下で同じ行動パターンしか取れないでいると、特定の環境で全滅してしまう…故に、特に咄嗟の時に異なった行動パターンをとる者同士が一緒になるのが良い「らしい」です。なので「性格の相違」は当たり前、「この人とわかり合えるかも、と思ったのに一緒になったら全然だった」というのは、実は成功だというのです。「惹かれ合う」とは、恐らくそういうことです。
あなたがイライラしていれば、きっと彼も嫌な感じを受けるでしょう。しかし一緒にいる。「指導」とはまた一方的な言葉ですが、「穏やかな人」はリードして貰って、大枠決めて貰って生活していくのにイライラを感じなかったりする訳です。そう、むしろ恐縮する。「発憤するはず」はあなたの目論み・行動パターンであって、「彼は違う」ところが「惹かれ合う」元になっているのかも知れません。
彼は、貴女の決断力や行動力を認めてくれているのでしょう?ややもすれば感情的な。彼を「ゆったりとして、大らかな人」という見方ができれば、今後もやっていけるように思うのですが、いかがでしょうか。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
違うところが嫌でもあり、惹かれるところであるということで、わたしは別のところで発散するなどして、うまくやっていけるように出来たらいいのですが。