少しでも苦しみが消えますように
昨年も父のことで相談に乗って頂きました。
父は昨年の7月に転倒し、頭を打って以来、遷延性意識状態(植物状態)となり、ずっと入院しています。
自己呼吸はできるものの、気管切開をしているので、一滴の水も飲めず、何も食べられず、胃ろうをしています。
寝たきりの要介護5で動けません。
耳は聞こえているみたいなのですが、意志の疎通は難しいです。こちらの話をどこまで理解してくれているのか、表情もあまり変わらずわかりません。
何かを訴えようとしたり、発語をしようとする仕草もほとんどありません。
ただ、目を合わせると、じっとこちらを見てくれます。そして、たまに指をさしてくれます。
コロナ前では、家族が毎日病院に行き、手を握り、大好きだよ生きてくれて嬉しい、有り難うって伝えられていました。
でも3月以降、面談は3カ月に1回10分だけとなりました。
父に何もしてあげられることができず、そばにすら、いられません。
意志の疎通ができないだけで、ほんとは、水が飲みたいとか、お腹が空いたとか、そんな苦しみを味わっているのではないかと思うと、ただもう、やりきれなく辛いです。
手術をして、命を助けたせいで、こんな苦しみを与えてしまったのではないか。
いつまでこんな生き地獄を生きなくてはいけないのか。
そんな考えても仕方のないことを考えてしまいます。
それでも私の苦しみなんてどうでもいいです。
父は頑張って生きています。
そんな父を知ってほしくて、投稿しました。
そんな父のためにどうか祈って頂けますでしょうか。
少しでも苦痛がやわらぐために。
どうか、よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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御尊父さまの御回復を祈ります。
ご質問というよりも、
あなたさまのお気持ち、
しっかりと受け止めさせて、
いただきました。
祈りというものはとどく
ものなのですね。
あなたの強いお父様への思い、
御神仏さまに
伝わりましたよ。
こんなお粗末な愚僧に、
届いたのですから、
御神仏に届かないはずが、
ございませんよ。
信じ切る。
絶対に奇跡的回復をすると、
信じるのです。
愚僧も祈ります。
あなたも祈りましょう。
必ず回復しますように!
思いが届きますように
ご質問ありがとうございます。
浄土宗では、南無阿弥陀仏と念仏を連続で称(とな)える修行をします。
はなともさんのお父さんのことを読ませていただき、私は先ほど、いつもより長めに念仏をしました。
だからどうということはありません。
ただ、ベッドに寝ているお父さんにも、そしてあなたにも、遠く離れた場所にいるお坊さんに念仏を称(とな)えさせる影響力があったのです。
この念仏の功徳をお父様の幸せのために回向(えこう)いたします。
阿弥陀仏の光明が宇宙の隅々まで届き、私達を照らしてくださる、そうイメージしながら、
合掌 南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
花山様
ありがとうございます。
以前にもお答え頂きましたね。
お祈り頂き、ありがとうございます。
心が少し軽くなりました。
私も祈り続きます。
願誉様
ありがとうございます。
その念仏が父の苦痛を少しでも柔らげてくれますように。
私の心は少しだけ救われました。