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心配性を何とかしたいです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

よろしくお願いします。
私は主人と高校生から小学生までの三人息子の五人家族です。心配で心配で怖くなってしまう時がたまにあります。

例えば、子供の帰りが少し遅くなっただけで
「事故にあったんじゃないかな?泣」とか
買い物に行ってはぐれると
「誘拐されたんじゃないかな?」と 必死に探しまくったり…
子供だけではなく 主人に対しても具合が悪いと
「嫌な病気じゃないかな…」とか本気で心配してしまいます。泣けて泣けて仕方がない時もあります。

そうかと思えば 全く心配にもならない時もありますが…。結構な割合で心配しています。

そんな気持ちが多いので普通の生活でみんなが健康でいられる事だけで本当に幸せを感じられるのですが 心配し過ぎてしまう性格を何とかしたいです。先々 私自身が病気になるんじゃないかと思ってしまったり。

どうぞ よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰しもが心配性なんです。

心配性でない方なんていらっしゃらないと思いますよ。
あるのは程度問題ではないでしょうか?
神仏祈ることは、信仰心の現れでしょうが、如何にご利益信心が多いことか、
諸願成就です。諸願というのは、いろんなお願いごとです。
自分ではどうなるかわからないから、神仏に祈りお願いするわけです。
戦国時代、戦勝祈願を武将は神仏にしました。織田信長公は今川義元公を
桶狭間の戦いで破るんですが、戦勝祈願に熱田神宮を詣でています。またそのお礼に、
築地塀を寄進したのが、今を一部が現存しています。
戦国時代の武将でさえ、神仏に祈ってお願いをしています。
これは不安の裏返しですよ。本当に絶対に勝てる戦いなら神仏を祈る必要はないのです。
祈り、救いを求めざるを得ないのが我々人間です。
不安をそれほど大げさに考えなくともよろしいのではないかと思います。
また、不安は「楽」なんです。なぜ、不安は「楽」なのでしょうか?
それはご自身が思っていることがストレートだからです。
不安に耐えるという苦労はありますが、努力が少ないように思えます。
どういう努力かと申しますと、不安を打ち消す、前向きに考え方を転換する努力です。
「ああ、あの子帰りが遅いけど大丈夫かしら?」と、これはストレートですよね。
ここで、あなた様は、「あの子は運がいいし、ツイてるから絶対に大丈夫!!」と、
考え方を転換する、そう思えないでしょう、最初は、
でも何度も何度もいい方向に考える努力をしてください。
10年もたてば、楽天的なあなた様がいると思いますよ。
どうぞ、ご家族に皆様とお幸せに!!

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有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
はい!今日から良い方向に前向きに考える努力をしていきたいと思うます。思えなくても…思うように努力したいと思いました。
本当にありがとうございました。

とっても気持ちがスッキリしました。

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