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過去の辛い思い出が頭から離れない

回答数回答 1
有り難し有り難し 16

現在お付き合いさせていただいている女性がいます。
3ヶ月ほど前に、他の男性(私の友人)絡みで辛い思いをしました。
友人と彼女と3人でお酒を飲んでいた時、私が寝た後にその友人と私の彼女が別室に行き、2人で朝までお酒を飲んでいました。
側から見たら そんなことで と思われることかもしれませんが、嫉妬と不安からとても辛い思いをしました。
それから今まで、彼女と会っていない時間ができると、そのことばかり考えてしまいます。
過去を振り返ってもどうにもならないことは理解していますが、どうしても思い出してしまって余計に辛いです。
他の方の同様な質問を拝見すると、過去より現実に目を向ける、思い出したらそこから負の感情を付け足さない 等の回答があり、十分理解と納得ができるのですが実際に自分の身になるとどうしても思い出してしまいます。
どうにかこの辛い思い出を消す方法はないでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「嫉妬」する自分に向き合う

こんにちは、初めまして。

「私が寝た後にその友人と私の彼女が別室に行き、2人で朝までお酒を飲んでいました」ということが、あなたにはショックだったのですね。そして、「彼女と会っていない時間ができると」その過去が首をもたげてくる、と。

その時に何があったか、単に別室で会話していただけなのか、何か別のことを伺わせる気配をあなたが察知したのか、第三者には事実関係は分かりません。ただ、文面かを素直に読むと、二人はあなたを起こさないように別室に移って会話を続けただけのことを、あなたが「嫉妬と不安」を覚えたというだけのように見受けられます。恐らく彼女自身にそのことを確認せず、言い出せないまま「嫉妬と不安」が募っている状況なのでしょう。

「嫉妬」は、他者(この場合は友人)と比べることで起こる感情です。そして、「嫉妬」は往々にして二つの方向性を持っています。相手と比べて相手を羨み憎む方向と、相手と比べ自分を卑下して自分を憎む方向です。

つまり、あなたは「過去より現実に目を向ける、思い出したらそこから負の感情を付け足さない」ことが、問題なのではありません。あなたは友人と自分自身を比べ卑下してますます自信をなくす。そして、その友人を羨んである部分憎んでいる感情があることに目を背けるからいつまで経っても「嫉妬と不安」が消えないのではないでしょうか。

また、あなたは友人と彼女が自分に対して背信行為を行ったかのような不条理さも感じている、それを明確に意識化出来ていないとも感じます。だから、あなたは友人を責めたい心、彼女を責めたい心、自分の自信のなさ、友人への羨み全てがごちゃまぜになっているのではないでしょうか。

彼女はあなたといる。
あなたと居たいからいるのでしょう。
あなたが好きだから居るのでしょう。
その彼女の気持を尊重する。
その気持ちに応える自分に成りたい。
誰と比べなくても自分は自分。
彼女と自分の関係は特別である。

胸を張ってそう言える自分になる。これがあなたにとって最優先の課題だと思います。いかがでしょう。

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釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
一つ一つの言葉が胸に刺さりました。
自分でも、仰る通りだと分かっていながら誰かのせいにしたかったのかもしれません。自分を好きでいてくれる彼女とその思いを大切にできるよう、自分に自信をつけていきたいと思います。
今まで誰にもできなかった相談を出来たこと、また、とてもありがたい回答をいただいたことで、少し気持ちが楽になった気がします。
ありがとうございます。

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