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いつも親に攻撃されていると感じてしまう

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有り難し有り難し 10

いつも親とケンカになります。

私は親に人権を否定されて、命の危険を感じるくらい怯えて、自分を守るために戦わねばと感じて言い返します。
親は、それを聞いて、ひどい言い方をされたから身を守るために、言い返します。

私は親以外とは、コミュニケーション力を褒められて、うまくいっています。
親は、お前のコミュニケーションでは、皆に見捨てられるぞと言いますが、親の方が友達がいません。

私は、自分の恐怖が正しいのか、親の意見が正しいのか、シーソーのように、私が正しいと思ったり、親が正しいと思ったり、そのたびに、天地がひっくりかえるように心が乱され涙が出ます。

親は、被害妄想だ、と言います。
私はなぜか親からのみ、攻撃されているように、感じてしまうのでしょうか。
だとしたらなぜ、親からだけ、そう感じるのでしょうか。

親は、親の言うことはなんでも聞いたらいい、親なんだから安心して聞け、と言うのですが、私は、親でも虐待やDVや過干渉という場合があるから、親に絶対服従、なにもかも管理され、すべてコントロールされるのは、違うと思います。

父は、「お父さんの意見は、おばあちゃんの意見。お父さんの意見は、先生の意見。お父さんの意見は上司の意見」という人だから、私もそうすべきと思っているように感じます。
お父さんは「なにも悪いことをしていないのに娘に酷いことを言われて被害者のぼく…」と思っています。

母は、「意見なんてない」が口癖で、私にも「意見してはだめ。なぜ喋るの」と言います。

二人ともガリ勉の優等生というか小市民というか、まったく悪気はないのですが、私は芸術家タイプで、ものすごく窮屈で、親子だから会話するのですが、同い年のクラスメイトなら、お互い外見が大人しそうだから最初は喋ってみたけど、ガリ勉と芸術家では話が平行線だから、結局距離を置くような、両方おおまじめなんです。

他人なら、変なやつだな、と気にしません。
なんて細かい所までうるさい、神経質な、変わった人なんだろう、と思ってもう話しません。

毎日なにをするにも親の基準を満たしていないと怒られて、子どもの頃も、90点のテストを見せても叱られ、「100点ではない、ここを間違えている。よく見なさい。間違えているんだ。ここも間違えている」

親に認めてもらいたいのに何をやっても基準に達さず、神経質になっているのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたを心から応援していますね。

拝読させて頂きました。
あなたがご両親様から大変意見や干渉を受けていることを読ませて頂きました。
あなたがそのように親子関係で悩み苦しんでおられることを心よりお察しします。
あなたが既に成人して一人の人格を持ち価値観や人生観や志を持ち合わせています。ましてあなた自身の意志でいろんな方々とお付き合いなさり生活しています。
ですからあなたもご両親様もそれぞれにお互いの意志や生き方を尊重する必要があると思います。親子関係は成人してもなかなか変わらない部分があります。いくつになっても親からみれば子供は未熟にみえるでしょうし、いくつになっても子供にとっては親ですからね。ですから依存し合うことや甘えもあるものです。ですのでなかなか一人の人間として尊重していくのは難しい場面はあります。
とはいえあなたは既にご自分の人生をご自分の意志で歩み始めていますから、あなたの考えや志が尊重されるべきと思います。
できれば精神的にも多少ずつ距離を置いていきましょう。尊重するべきところは尊重し、選択していくようにしましょう。
過剰な意見や干渉は聞いておいて聞かなくてもいいですし、流していきましょう。
今は様々な価値観や生活感が常に変動しています。固定された価値観などほとんどないと思います。
あるとすればお互いのことを大切にしあい人として尊重し合い、適度に思いやることです。ですから親に認めてもらうことは後後でいいかと思います。

あなたの人生ですからあなたの志や希望を持って歩んで下さいね。あなたがこれからも素晴らしい出会いの中で人として素晴らしく成長なさっていかれ、皆様と共に心豊かに充実して生き抜いていかれます様心より仏様やあなたのご先祖様方にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心から応援していますね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

Kousyo Kuuyo Azuma様

私の親は過干渉である確信を持ちました。
早く仕事を軌道に乗せて、家を出ようと思います。

私の尊厳を守りながら親を尊重するコミュニケーションは手探りで、すぐにはできませんが、支配的な人が相手でも動じない器の大きい人になろうと思います。

とにかく親から、親が死んだら生活保護と介護ヘルパーがやってくれるから、それまでは親が全部やる、お前には無理と言われ、無理だからこそ言う事を聞いてもらうと言われてきました。

今思えば、両親の母親が過干渉で、両親はそれを当然のように受け入れる人でした。
だから両親は私にもそうしたのだと思います。
家事なども教えてもらえませんでしたが、本を読むなどして頑張ります。

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