夫が鬱です⑤
鬱で入院していた夫が退院して来ましたが、文句が多くて高校生の娘も私も疲れてしまっています。冷蔵庫に食材がなければ「食べる物がない」買ってきたら「それは何に使う?今、買わなくていい」と言うのです。とにかく何かにつけて文句を言うので、私もつい、きつく言ってしまいます。鬱なのだから、優しく対応しなければいけないのはわかっているのですが、できません。もう、どうしたらいいのか分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
身体の病気に置き換えて考える
心の病気は見た目でわかりにくいので、病人扱いするのを忘れがちになりますよね。
見た目でわかるような身体の病気・ケガに置き換えて考えてみてはどうでしょうか?
旦那さんは心のギックリ腰だと思いましょう。
ギックリ腰の人は、健康な人と同じようには生活できません。健康なときには持てた荷物が持てません。健康なときには平気な軽い変化にも激痛を感じて苦情を訴えます。
旦那さんをギックリ腰で痛がっている人だと考えましょう。
冷蔵庫に食べたい物がないことや、家族が不要な買い物をしたこと(無駄遣いへの心配)などは、健康な人にとっては「軽い荷物」ですが、ギックリ腰の旦那さんには耐え難い苦痛(重い荷物)なので、「痛い、いてててて!」と文句を言うのです。
旦那さんがギックリ腰になることは、家族全体にとって苦しみです。
しかし、家族に病人やケガ人が出ることは、人生において避けられない自然現象です。
自分や他人の生・老・病・死に毎年・毎月・毎週・毎日出会うのが人生です。
介護なんかも、同じように介護している人同士でグチを言い合うだけで気持ちが晴れる場合があります。
鬱の家族がいる仲間をみつけてグチを言いあう、「鬱家族あるある」の仲間を探してみては?
質問者からのお礼
早速のお返事ありがとうございます。ぎっくり腰と思えばいいかもしませんね。娘にも話してみます。