私が死を考えるまで追い詰めました
3年前に離婚しました。離婚理由は性格の不一致です。
私も彼も仕事が忙しく、私は彼のことを激しく罵ったりしていました。
昨日久々に共通の知り合いに会い、そこで聞いた話によると、彼は仕事でも辛く家にも安らぎがなかったので衝動的に自殺を考え、山奥まで車を運転していったが、電話が鳴り我に返って思いとどまったとの事でした。
今まで追い詰めていた自覚はありましたし、うまくいかなかったことに反省はしていましたが、大好きだった人をそこまで追い詰めていたとは思わずとてもショックを受けています。
もう彼とは連絡を取ることができず、直接謝ることもできませんし、私から連絡が来るのがいやだと思うので、私はもうどうすることもできません。
聞いてしまったことも仕方ないし、過去をやり直すこともできない、謝ることもできないと思うと私はどうすればいいのか分かりませんし、今後人と関わっていくことがとても怖いです。
私自身がこの世からいなくなればと思い、今でも遺書を用意していますが、私はそうすることで思い止まっています。彼は衝動的に思いついたということで、どれだけ辛かったのかと考えると、一番身近にいたのに気付かなかった悔しさと悲しさと申し訳なさがあります。今度どうすればいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
新しい「人」との出会いを求めて下さい…
『過去をやり直すこともできない、謝ることもできない』…おっしゃる通りです。
そんなあなたにできることは、とにかく これから会う人全てに「優しく」「ていねいに」接することだけではありませんか。是非そのように心掛けて下さい。
尚、彼は最悪の事態だけは避けられた様子ですね。本当に良かったです。そのことを喜び、またそのことに感謝致しましょう。
そして一番気になるのは、あなたが「3年前に別れ、今はもう関係はない」方のことを「遺書を用意する」ほどに思い詰めていることです。
今でも思いが残っていらっしゃるのでしょうか。
もしそうだとしても、その思いは捨てて下さい。
御自身で捨てられなければ、その思いをどうか仏様に預け、委ねて下さい。そのことで彼への想い(=執らわれ)を離れて下さい。そうすることで初めて、あなたに心の落ち着き・安らぎが恵まれます。
どうか、過去への執らわれを離れて、未来に向け…ではなく「今現在」を生きて下さい。今のあなた御自身を見つめ、大切にして下さい。
まずは日々の仕事に打ち込みましょう。また趣味やスポーツなどあなたの好きなことを探し、挑戦して下さい。そして男女問わず、新しい人との出会いを求めて下さい。
そうすることで、きっとあなたは「遺書」を破り捨てることが出来ます。
あなたを仏様が温かく見守り、支えて下さっていらっしゃいますよ…。