生まれ変わりと言われてきました
20代のものです。
私は4人姉弟の3番目で、私には本来2個上の姉がいたそうです。
ですが、彼女は生まれてくることができませんでした。
私は5歳の頃に母から「そらは生まれて来れなかったお姉ちゃんの生まれ変わりなの」と言われ、生きてきました。
そして、長女や次女からは邪険な扱いをされ、今まで生きてきました。
母の言葉に幼いながらにもショックを受けていたのか、今でもその場面は鮮明に覚えています。その頃からずっと、私は誰からも「私」と言う存在はあくまで代わりであって、必要とされない、愛されない。と思ってしまいます。
母はそのように思って言ったのではないのかもしれません。でも、どうしても、私は姉の「変わり」でしかないと、思ってしまいます。
現に、人を信用出来なく、人間関係も上手く行かないことが多いです。相手は私のことを信じてくれていても私はどうしても、信じることができません。怖いのです。結局は。
もうどうしていいのか、全てがわかりません。
死にたいとしか思えない毎日。
そして、生まれてくることができなかった姉が、生きていた方が皆にとっては良かった、と思ってしまいます。
私は、どうしたらいいのでしょうか。
いつものように、明るく、元気なフリをして生きていくべきなのでしょうか。
乱雑な文章で申し訳ございません。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分自身が安全で安心で愛情の溢れる人へ
そら 様 相談ありがとございます。
「うまれかわり」と言われて、自分のアイデンティティが築けなくなったような感じですね。お姉さまからの邪険な使いも気になるところです。
幼少のころからそのような状態なら、自然と他人と距離を置く、信じることができない、というようになるのは、あなたが人との距離を取る方が生きやすいと感じてしまったからです。心の自然な反応です。
幼い頃は自分で自分の存在を認めようとかできませんから、養育者・保護者などに無条件に愛される必要があります。それが感じられないと、距離を取る方が安全で生きやすいと子供はいつの間にか学ぶのです。
なので今、あなたが、人を信用できないとか怖いと思うのは、おかしくありません。むしろ当然と言えます。なので、あなたは自分を責めてはいけません。あなたは何も悪いわけではないのですから。
そしてここからは、あなたが自分自身を癒し、自分に思いやりや優しさや愛情を向けて、自分自身が安全で安心で愛情の溢れる人だと心の底から感じるようにすることが必要です。
それには、まず呼吸法や瞑想なので、心と体を癒し、安全で安心を感じるような場所をイメージし、その中で優しさに包まれている自分をイメージすることで、少しずつ変わってきます。例えば、
「私は居るだけで素晴らしい・私が幸せになりますように・私が苦しみから解放されますように・私が喜びに溢れますように・私が安心で安全でいられますように」
と祈るようなフレーズを心の中で唱えながら、ゆったりとした呼吸と共に瞑想するようにしてみてください。
こうして、自分に思いやりを向けることで、友達にも思いやりを振り向けることができるようになっていきます。やがて段々と恐怖から解放されていく自分を感じることができるでしょう。まずは自分を癒すことから始めてみてください。一礼