亡くなった人にお願い事はいけないのですか
お世話になります。
久々にこちらに投稿します…
主人が亡くなってからというもの、生活でも何か選択肢があると、
どーしたらいいのかなー夢でいいからヒントをちょうだい、夢で何かしら答えをちょうだい、お願いね…
と、声をかけています。
ただ、亡くなった人にはお願い事をするものではないと最近、なにかのネットで拝見しました。
仏になられて、誰しも、仏様に無事を願ったり、〜でありますように、、みたいなので手を合わせがちだと思うのですが…
あまり良くない事なんでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
神仏の加護を願い、神仏の加護に感謝の気持ちを伝える
ただ、亡くなった人にはお願い事をするものではないと最近、なにかのネットで拝見しました。
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今の時代、多くの情報があふれ、いろんな情報が飛び交ってます。それらの情報を正しく取捨選択するのは、かなり難しいと思います。難しいけれども、情報に振り回されていては、道を踏み間違えたり人間関係を危うくしたりしてしまいます。正しい情報を選択するためには、意欲をもって学びを深めることであり、同時に良き指南役を見つけることです。
仏教宗教に関しては、このhasunohaの回答僧が良き指南役になれると思います。kamayuさんは今まで真摯な気持ちでhasunohaに質問され、大部分の回答に丁寧なコメントを書かれています。今までの質問と回答を再度読み返してみることも、大事な学びです。読み返してみて下さい。
「仏になられて、誰しも、仏様に無事を願ったり、〜でありますように、、みたいなので手を合わせがちだと思うのですが…」
そういうふうに手を合わせて、大丈夫です。「よくないこと」ではありません。
前に「初盆の意味を知りたい」という質問をされました。柳田国男は民俗学の立場から「日本人の人生の目標は立派なご先祖様になり、立派な氏神となることである」旨を論じてます。祖霊信仰の立場から言えば、今後年回供養を重ねることで亡きご主人は立派な「ご先祖様」となり「氏神様」となります。氏神様は子孫の生活を守り繁栄をもたらす神です。そういう神を敬い加護を願う事は、正しい行いです。心配する必要はありません。
仏教的な立場から言えば、曹洞宗では戒名を授与する際に「衆生 仏戒を受ければ、諸仏の位に入る」と唱えます。仏戒を受けて仏弟子となり、仏国土に往生し仏様の仲間入りをします。ご主人は仏弟子としてはまだ「新入生」ではありますが、「諸仏の位に入」ったのです。ですから、仏様に祈りを捧げることと何ら変わりは有りません。心配する必要はありません。
神仏に加護をお願いするためには、気持ちを込めることが大事です。神道の立場で言えば、神の御心のままに生活を送り、折々に御初穂を奉納することです。仏教の立場で言えば、仏の教えに適う日々を送り、善根功徳を積み布施行に努めることです。
こんばんは。
お願い事は「してはいけない」のか、というご質問です。
特に「してはいけない」という事ではないと思いますが、なぜネットに「亡くなった人にはお願い事をするものではない」と書かれていたのか一緒に考えていきましょう。
あなたもいつかは亡くなる時が来ます。想像してください。あなたが亡くなった後、お盆やお彼岸などに、あなたの眠るお墓に子孫の方やお友達が来たとします。そうしたらきっとあなたは来てくれてありがとう、うれしいな、って気持ちになると思います。でもさぁ、そんな矢先に手を合わせながらあなたに対し「お金持ちになりますように」とか「高校に合格できますように」などと願われたら、あなたはどのような気持ちになるかなぁ? 「そんなの知らんがな。人に頼らず努力しなよ」ってなるよね。または「見守ることしかできなくてごめんね」ってなるよね。やっぱりお墓に来たら、子孫やお友達には近況報告などをしてほしいよね。
お願い事をしてもいいけど、故人さまはきっと困ると思うんだよね。死んだら願い事を叶えるような能力が備わるわけじゃないし。だから「してはいけない」ではなく、あなたがネットで得た「するものではない」という表現が妥当という事だと思います。
でもご主人に「夢でもいいから会いたい」という気持ちを伝えるのは良い事だと思いますよ。ご主人もきっと喜んでいます。また話しかけることで、ご主人だったらきっとこういう答えを言うだろうなぁって想像がつくような気がしませんか?何か声が聞こえてくるような気持ちになるものです。そういうのって素敵ですね。
質問者からのお礼
御二方様へ
お返事遅くなり大変失礼いたしました。
すごく分かりやすい、考えさせられる回答をありがとうございます。
子供達にも、わかりやすく伝えていこうと思いますが、まだまだ子供達は可愛いです、お願いをパパに沢山しています、
でもそれは、コロナにならないように守ってね!コロナが早くなくなるように守ってね!と。
きっと主人が聞いて笑ってるだろうなーと思いながらの日々です。
ありがとうございました