兄を助けたい
70歳の父、67歳の母、41歳の兄、38歳の私の家族構成。
父と母は色々あって昨年離婚。
兄は32歳ぐらいで転職するつもりが、離婚と重なり、そこからひきこもり、今は母と実家暮らしです。
私は嫁に出ています。
私の悩みは兄の事です。
ここには書ききれないぐらい複雑な問題があるのですが、今、父と兄が調停でお金に関して争っています。父が兄にお金を返せ!と言っている状況です。
しかし、全てはギャンブルによる借金癖のある父が悪いです。
しかし、調停の場では過去の父の悪行を話したところで、証拠としては認められず、裁判になったとしても兄が弱い立場になります。和解をした方が兄の為にもなるとは思うのですが、兄は今までの父の裏切りが許せず、和解に応じようとしません。
また、たぶん兄は小さい頃からキレると手に負えないタイプで今となっては発達障害なのかなと私は思っています。
ちなみに、今回の調停への出席も弁護士への相談も全て私が代わりにやっています。
何故なら、自ら調停に行くと言いつつも、近づいてくると心が不安定になり、母に怒りをぶつけ、結局行きません。
たぶん、彼にはキャパオーバーなのだと思います。
次の調停が近づいています。
もう和解するかしないかを判断しなければなりません。ただ、和解するなら兄が持っているお金を父に渡す必要があるので、私が判断したところで兄が納得しない限りどうしようもありません。
裁判になって、精神的にも金銭的にも損をするのは兄です。
なのに、判断を求めても何も返事がありません。
兄は色々あり、10年近く働いていません。
仕事をしなければいけないのは理解しており、前を向こうとはしています。
ただ、今回の問題が裁判になった場合、微かな明るい未来もさらに遠のくように思います。だから、私は和解してほしい。でも、返事がない...。あまりに言い過ぎると、苛立ちから母に被害が及ぶかもしれず、あまり強く言うこともできません。
私は次回の調停で和解するかしないかの判断をしなければいけません。
私はどうしたらいいのか本当に分かりません。忙しい毎日の中でも、この件をふと思うと心臓が震えます。
色んな家族の問題を考えると、私自身が消えてしまいたくなります。
長文を読んでいただきありがとうございました。乱文で申し訳ございません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
どこかで聞く耳を持たないと、ならない。大事な選択のために。
お兄さんも、お父さんも、引くに引けないのでしょうね。
結局、傷つけ合って、残るものは不信感とかかった費用だけ。
どこかで聞く耳を持たないと、ならない。
それが、自分をこれ以上 傷つけない、家族を守るという大事な選択のために。
勝ち負けではないということですよね。
目覚めていくしかないと思います。
結局、あなたは、お兄さんの代理ですから、
返事がなくても、手紙でも伝えて、最終的にお兄さんの意見のままに、進むしかないのかしらね。。。
こうなると、何が正解かも、見失っているのでしょうね。
「出来る範囲」で御兄様に寄り添って下さいませ…
思わず息を呑むようなシビアなご相談で、当方など何もお役に立てないだろうと回答もためらいました。
一つ、あなたに申し上げられるのは「この問題が解決しなくても、あなたが御兄様に寄り添い続ける」ことこそが、御兄様を本当に助けることになる ということです。
あまりに複雑なご家庭環境でいらっしゃって、御家族のもつれた感情の糸は簡単にはほぐれそうにありません。無理に解こうとするとその糸が切れてしまい、御家族のどなたか、あるいは皆が傷を負うことになりそうです。
ならば調停のことも、結果が出ると御父様、御兄様どちらかが深刻な痛手を負うことになるのだろうと想像します。
本当は調停を取り下げることをお二人に勧めて頂きたいところですが、それは無理なのでしょうね…。
どうか、あなたは御兄様に寄り添って上げて下さいませ。
但し、条件はあなたが「心臓を震わしたり、自身が消えてしまいたくなる」ことの無い範囲で です。それだけは守って下さい。
冷たい言い方に聞こえるかも知れませんが、御父様、御兄様も立派な大人です。それぞれの人生は、それぞれが責任を持って生き、その結果も自分で負うしかありません。
どうか、あなたの出来る範囲で御兄様にご協力なさって下さい。
そして、あなたにはもちろん、御父様・御兄様にも仏様がご心配なさりながら御一緒下さっていらっしゃることを有り難く受け止めて下さい。それだけははっきりと申し上げることが出来ます…。
どうか御身御大切になさって下さい。
質問者からのお礼
中田様 小林様
お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。また、私のために時間を割き、お返事をいただけたこと本当に感謝申し上げます。お返事いただけただけで救われたような気持ちになりました。
本日、調停に行ってきました。
結論、調停は不成立に終わりました。
今後、裁判になっていくと思います...。
今日、父には一切の未練もなくなりました。父から出てくる言葉は、なんの感謝も謝罪もなく、哀れなほど煩悩の塊でした。
どうやら私には父という人がいなかったようです...。
ただ、どこかで兄は父という存在を求め、まだ期待しているところがあります。
だからこそ、傷ついています...。
兄に寄り添い、諦めず、気長に兄をサポートしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。