過去にあったことを何度も思い出してしまう
過去にあった嫌なことや、私がしてしまったことへの後悔が頭から消えません。
例えば、過去にあった嫌なことは、中学生の時に仲が良いと思っていた綺麗な女子から実は裏で悪口を言われていたり、悪い噂を流されていたと知った時のことや、男子に嫌なことをされた時のことなど。バイ菌扱いされたこともありました。
自分がしてしまったことと言うのは、何気ない一言で友達を怒らせてしまった時のことや、凄く性格もよく頭も良い子に嫉妬して、嫌なことを言ってしまったことなどです。
「嫌なことをされたのはまあいいや、嫌なことをしてしまうのは、今後無くしていこう」って割り切れる日は来るでしょうか?アドバイスをくださると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
旅と放浪は違う
こんにちは、初めまして。
「過去にあったことを何度も思い出してしまう」ということは、私にもあります。
自分にとって悲しかったこと、怒ったこと、苦しかったこと、衝撃的だったことほど後になっても脳裏に焼き付いているものです。
あなたは、「嫌なことをされたのはまあいいや、嫌なことをしてしまうのは、今後無くしていこう」と「割り切れる日は来るでしょうか」と尋ねていますね。きっと、その日は来ますよ。断言できます。
何故なら、ご自身で気がついていないかもしれませんが、あなたには目標が既に明確に見えているからです。嫌なことを思い出してしまって、自分でどう処理していいか分からないとうろたえているのでなく、「嫌なことをされたのはまあいいや、嫌なことをしてしまうのは、今後無くしていこう」と、あなたは具体的に自分がやるべきことを分かっているのです。後は、あなたが地道にその具体策を積み上げていくだけでしょう。
目的地が明確であることを、旅といいます。
目的地が不明確なことを、放浪と言います。
あなたは、より高い人間性にたどり着くための旅を歩んでいるのだから、千里の道も一歩からの気持ちで歩んでいけば、それは地球の裏側であっても必ずたどり着けます。だから、断言できるのです。
あと、蛇足ですが注目していく視点を再点検する必要もあると思います。
短い質問の文章の中で、あなたは同じ言葉をたくさん使っています。
「嫌なこと」×6です。
日常で自他の「嫌なこと」に注目していませんか。
同時並行で沢山のことがあなたの周りに溢れていると思います。
好きなこと、嬉しいこと、笑えること、温かいこと、優しいこと、感心すること・・・・
同じ風景を見ても、人を見るか、山を見るか、空を見るか、工事現場を見るかでは見えてくるものが違います。もっと、大きな視点で、様々な視点で人生を送るならば、あなたの見える景色はきっと違ったものになってくるでしょう。
応援しています。
質問者からのお礼
釋 悠水様
今更ながらお礼を申し上げます。
最近、やっと私は物事の良い部分に目を向けるようになりました。嫌なことばかり目を向けていたら、当然ながら不幸になるだけですよね。
「より高い人間性」という言葉に関心を持ちました。今までの私は、この世はなんとなく悪人が良い思いをしているように見えていて、高い人間性を意識的には目指しておりませんでした。
だけど小さい頃は確かに目指していたものでした。私はよい人間になりたかったのです。だから、これからは誰になんと言われようと、よい人間を目指そうと思います。
ご回答ありがとうございました。