コロナ禍の親の宗教
実家が飲食店を営んでいます。コロナ禍でお客さんが全く来なくなり、店を閉めるという瀬戸際まで来ております。いろいろあって、赤字承知の上で、借入金で生活しながら店を続けることになりそうなのですが、ここにきて、親の宗教活動が度を超えてきた気がします。
有名な宗教団体とは違いますが、親の信仰は毎日数回熱心にお経をあげることを良いとしており、また親が役員のようなことをしていることもあって、催事の取り仕切りなど、かなりの時間を宗教関係に費やしてしまっています。
お店や生活の心配もあって、特に今は熱心にやっているように見えました。
姉も同じように活動していますが、宗教の用事で仕事のシフトを断ったりしているようです。
私自身、県外で一人暮らしをして20年近くになり宗教とは離れていますが、心の安定やコミュニティづくりとして、親の宗教に理解を示しているつもりでした。
今の親を見ていると、宗教をやることで事態を好転させようとすることに執着しすぎて、生活や仕事に割く時間が減っているように感じました。親も高齢でエネルギーが限られており、いつも疲れているような感じがします。
かと言って、宗教はほどほどにしなさいと言って親が聞くとも思えませんし、言ったことで家族関係が離れてしまったらと思う一方、近くで相談にのれていないという引け目もあります。
親の生活が傾いて、お金のサポートをしたり一緒に暮らすことは可能ですが、できればそこまで行ってほしくないし、それまでに宗教でボロボロになりやしないかと思っています。
今の時点で、親に意見をぶつけるべきなのか、様子を見るべきなのか。
またそれとは別に、本当に店を続けるべきなのか親の生活をどうするべきなのか、そちらの心配もあって胃が痛いです。
まとまりませんが、よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「日本脱カルト協会」
ガリバーさま
一種の「依存」症と考えてよいと思います・・
それが、アルコール、ギャンブル、薬物等と違い、「宗教」となってしまっているのであります。
「依存症についてもっと知りたい方へ」(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149274.html
「・・このような場合、本人を追い詰めずに、自分の気持ちを伝えることが有効といわれています。借金を肩代わりする、本人の代わりに会社へ休みの連絡をするなどと、本人が起こした問題の尻拭いをするのも逆効果です。
なんとか愛情で立ち直らせたいと家族が献身的に尻拭いをすると、本人は自分の問題に直面することなく、アルコールや薬物、ギャンブルなどを続けていくことができてしまいます。
勇気をもって、専門の機関に相談しましょう!・・」
日本では宗教依存症に関しての専門機関としては、下記がございます。
「日本脱カルト協会」
http://www.jscpr.org/
直接相談をする前に、こちらで発行されている書籍からどのようにすればよいかの対策を学ばれますのも良いでしょう。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
宗教の中毒、なるほどです
ありがとうございます