身の上に起こることには全て意味がある
こんにちは。
よく「自分の身の上に起こることは全て意味がある」と言います。「あの時の経験があったから今がある」といったような、主に辛い経験をした時に言われるようなことが多いと思いますが、私には納得いかないというか、それを経験する必要がどこにあるのかわからないところがあります。
一つは10代のときに父をある日突然亡くしたこと、
もう一つは兄に暴力を振るわれていたこと、
あと一つは、母が大病を患っていること。
特に上2つは多感な時期に経験したこともあってか、どうしても「経験してよかったんだ」と思えません。できれば経験したくなかったです。「辛い経験をした人は人に優しくできる」とか「同じ経験をした人に寄り添うことができる」とよく聞きますが、この2つを経験しなくても、人に優しくできるし、寄り添うこともできると思います。
今まで他にも色々と辛いことはありましたが、特にこれらの経験はどうしても「経験しなければいけない理由」がわかりません。私は家族の縁が薄いのかなとは思いますが、それも経験しなくてはいけないことなのでしょうか。そこから何を学べばいいのでしょうか。そこから「しか」学べないことってあるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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経験したらそれで終わりということもあるのです。
ぼっちさんのお悩みお察し申し上げます。
>「自分の身の上に起こることは全て意味がある」たしかにそうだと思いますが、だからと言って、それがすべて役に立つかと言えばそうでもなさそうです。
実は、それらのことを経験するだけで終わることも多々あるのです。
こんなにすごい経験をしたから、この先にはと思うかもしれませんが、意外と何も起きないのです。むしろその経験が結果ということもあるのです。
ゆえに、「自分の身の上に起こることは全て意味がある」とも言えるのです。
そして、先回のご相談も読ませて頂きましたが、すべてに理由をつけようとすると行き詰まってしまうので、もっと楽に生きればいいと思います。
自分で自分を無理矢理に定義付けることはありません。それも癖かな。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
そうですね、私は考えすぎるところがあると思います。でも、納得できる理由のない辛い体験は克服が難しいです。。。