夫の人間性に疑問
結婚4年目です。
夫は普段から温厚で
キレたりもしません。
全く怒鳴ったりもせず
家事、育児も出来る限り
協力してくれて
感謝しております。
しかし
彼の人間性を疑う発言が多々あり
頭を悩ませております。
まず、彼は障害者やダウン症の方を
人間の欠陥品と言い
産まれてくる意味
生きてる価値はないと言います。
同じように
高齢者、介護が必要な方も
社会のお荷物のように言い
姥捨山って必要だよね
と本気で言います。
また、直属の上司が大嫌いらしく
頭にきたりムカつく事があると
「ま、最終的にはコイツのこと殺せるし」と心の中で思い、
やり過ごしているそうです。
冗談にしろ、処世術にしろ、
まず人を殺すという発想が
信じられません。
夫婦喧嘩の際もこう思われてるの?
娘2人が反抗期になって頭にきたら、
同じように思うの?
などと思ってしまいます。
書いていても
背筋が凍るような発言だらけで、
このような人と
結婚してしまったことを
後悔してしまうほどです。
しかしながら、
娘2人は本当に可愛くて可愛くて
夫も娘たちの事はよく可愛がっており
長女もパパ大好きです。(次女はまだ赤ちゃんなので分かりません笑)
なので、離婚は
まず考えていませんが、
今後、
このような考えの人間と生きていく事、
娘2人を育てていくことに
不安しかありません。
夫はまわりからは優しい人間
と思われており、
本当に良い旦那さんだと思われています。義母も「本当に優しい自慢の息子」
だと言います。
義母に対しては、どうやって育てたらこんな冷徹な考えの人間に育つんだ…
と思ってしまいます。
確かに表面上は優しいのですが、
心の底は冷たいのです。
長年培ってきた人間性は
そう変わらないと思います。
結婚前に見抜ければ
良かったのですが…
今は娘2人の幸せだけが私の願いです。
それには夫の存在は
絶対に必要だと考えます。
ただ人間性を尊敬できない人と
これから人生歩んでいくのかと思うと
気が重いです。
何かアドバイスいただけると嬉しいです。宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自己矛盾を感じるように仕向ける
こんにちは。
読み人知らずですが、こんな言葉があるそうです。
子供叱るな
来た道だもの
年寄り笑うな
行く道だもの
ご主人は「高齢者、介護が必要な方も社会のお荷物」と言ってるそうですね。自分も何れ同様になると言う想像力が欠如してるのでしょう。
ご主人は周囲から優しいとの評価を得ているようですね。直近で私は「優しい」というテーマについて書いていますので詳しくは以下を参考にしてください。
https://hasunoha.jp/questions/50415
要点としては、優しさには相手を思いやる気持ちから出でたものと、自己の保身のため、世渡りのための優しさがあるということです。
ご主人の発言は総じて自己中心的な発言であると思われます。その考えを煩悩と言います。
人間誰しも自己中心的なものですが、その姿に無反省であればあるほど周囲に対して傍若無人に振る舞います。ご主人の場合は表には出さないもの心の中でたぎらせているのでしょう。
「夫も娘たちの事はよく可愛がって」というのもそのはずで、家族は自分の延長のようなものであり、自分の利益に近いものです。ご主人は役に立つ立たないという功利的なものの考え方をしているため、子供さんが無邪気に自分を慕っている間は自分を快く満たすため可愛いがるのも頷けます。しかし子供さんが反抗期を迎える時に、どう向き合うかという不安はあるでしょう。
ただ、このような自己中心的でかつ、功利的な姿勢をこれからの生活の中で、あなたが少しずつご主人を軌道修正することはできないでしょうか。
一例ですが、子供さんとみんなでお出かけする時に、障害者の方の作品展などを見るなどです。そんな時に子供さんが、体が不自由なのにこんな作品が作れるなんてすごいねといい、あなたはほんとだねと答える。そして、ねえあなたと振る。子供の手前ご主人は、ああと同意せざるを得ない。
このようにして、視野が狭窄であること、想像力が欠けていること、自分と同時に相手のことを思いやる大切さをご主人にどんどんぶつけていくのです。自己矛盾を感じるように仕向けていくのです。
文中に離婚の二文字がありますが、まずはそう言ったあなた側のできるところでのアシストを試してみてはどうでしょうか。
追記
ご返信ありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。
質問者からのお礼
お忙しい中
ご回答有難うございました。
またリンク先も拝読させて
いただきました。
常日頃から
「本当に優しい」
とはどういうことなのか?
と疑問に思っていたので
大変参考になりました。
夫の思考は一歩間違えば
猟奇的殺人者と一緒じゃないか…
と思うのです。
ボタンの掛け違えが起きれば
そう成り得るのではないかと。
私は娘たちの出産育児を経験し
こんなに愛しいものが
この世にあるのかと感じました。
だからこそ
どんな命も尊く
軽んじてはならないと
思うのです。
先生が仰る通り
夫は相手の気持ちを想像する
力が欠如しているように
思います。
アドバイスいただいたように
私が少しずつアシストし
また、娘たちの育児を通して
命の大切さを感じてもらえれば
夫が私と出会った意味はあるのかな
と思います。
本当に有難う御座いました。