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三人目が欲しいけど

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有り難し有り難し 21

私は今、4歳の息子と3ヶ月の娘を育てています。
自分自身が三人きょうだいで育ったのもあり、昔から子どもは三人欲しいと思ってきました。

しかし息子を妊娠する前に一度流産し、息子を出産した後にも、三度流産をしてしまいました。
せめてあと一人授かれたら…でも次が駄目なら諦めよう、と決めた時に授かったのが娘です。
二人授かるのにとても苦労したので、子どもは二人で十分幸せだねと夫とも話していますし、夫は二人で満足しているようです。

でもどうしても、三人欲しかったと思ってしまうし、友人からの第三子の報告を聞くと、すごく羨ましくなります。
流産が続いた時は辛くてもう懲りたはずなのに、自分の欲深さにも驚いています。

質問したいことというのは、
やはりやらなかったことへの後悔は一生残るものですか?
ということです。
このままだとこの先ずっと、あと一人欲しかったなと思い続けながら生きていくのではないかと思ってしまいます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心は無常。

心は無常です。
私たちの心は瞬間ごとに浮かんでは消えてゆきます。
だから、後悔は数秒後には消えますし、再び思い出す可能性もあります。
仮に再び後悔を思い出したとしても、永遠に続くわけではありません。
テレビを見るときはテレビのことを考え、買い物をするときは買い物のことを考えるなど、「今・ここ」の考えるべきことを意識の重点、心の主人とし、たまに出てくる後悔などの妄想雑念は、すぐに過ぎ去る心のお客さんだと思いましょう。
どんな選択肢にもメリットとデメリットがあります。
人生にいいとこ取りはないですよね。

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