否定されすぎて、自分に自信が持てず辛い。
はじめまして。
私は自営で海外に関する仕事をしていて、去年はコロナ禍で99%の収入減になってしまい、生きていくために臨時バイトも始めました。
そんな私を見ていて、私に結婚してほしい両親は「お前は失敗の人生だし、自営業なんて器じゃないのにいつまでも執着して、親不孝だ」と連日言ってきます。
このように昔から、私の人生はどんなに頑張っても、両親の思う通りに生きなければ「親不孝」とか「失敗の人生」と言われ続けてきた人生で、褒められたことは人生で1回きりでした。
家を飛び出し、自力で生きてみようと一念発起し国家試験をパスして現在の会社を数年前に立ち上げましたが、コロナ禍でこのような状況になってしまい、本当に悔しいです。。。
先日もバイト先で、店長から「雑だ」と言われてしまい、急な欠勤者が出た時は率先して出勤するなど私なりに貢献してきたつもりだったので、そこは見てもらえず、雑と思われていたんだと思ったらショックで、もういよいよ生きていくのが辛い、ダメ出ししかされない人生なら消えてしまいたいと思うようになりました。
私のことで相手を暗くさせてしまうのは嫌で相談できず、いつも無理して明るくふるまっています。あとは「まじめすぎるからダメなんだ」ともよく言われます。でもなぜダメなのかは言ってもらえません。
大好きではじめた仕事の再開の目途が立たない今、ダメ出ししかされない人生ならもういいと毎日思うようになってきてしまいました。
でもここで相談することで、私は生きていたいんだというのもわかりますし、誰かに褒めてほしかったというのを痛烈に望んでいたことも今はわかります。
どのように気持ちを整理すればいいかご助言いただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
母親は気性が激しく、気に入らないことがあると暴力をふるう。言葉の暴力が特にひどい。父親は母親が荒れると逃げてしまい、一切助けてくれない。 母の言葉の暴力のストレスで父と私は左耳が難聴に、弟は統合失調症を発症。 褒められたことは人生で1度しかなく、いつも何をやっても否定されるので自分に自信が極端にない。明るく見せているので元気に思われがち。
否定されすぎて、これ以上生きるのが無理だと思うようになってきた。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたにエールを送りたい
こんにちは。
ご両親から「親不孝」とか「失敗の人生」と言われ続けても、奮起して力強く生き続けるあなたにエールを送りたいです。
あなたは「家を飛び出し、自力で生きてみようと一念発起し国家試験をパスして現在の会社を数年前に立ち上げ」たのですね。物凄いバイタリティーです。素晴らしいです。
ご両親は「自営業なんて器じゃない」と言っているようですが、それはどこまでいっても結果論です。「コロナ禍で99%の収入減」ということは、「コロナ禍」さえなければ順調だったということでしょう。そもそも、誰がこの「コロナ禍」を予想できたでしょうか。あなたの経営手腕の問題ではないはずです。
どんな職種の人も地盤が揺るがされている今日、「コロナ禍」だから「収入減」になるのは現実だから仕方がないにしろ、あなたはここで更に奮起しています。「臨時バイト」を始めて、とにかく生きていこうという力強さは並大抵ではありません。
ただ、その勤務先でまた新たな問題に直面したのですね。
あなたは、「急な欠勤者が出た時は率先して出勤するなど私なりに貢献してきた」のに、「雑だ」と言われ、「ショック」「生きていくのが辛い」「ダメ出ししかされない人生なら消えてしまいたい」と思うようになったとのこと。
あなたがそのように思い悩む原因は、他者から見ると「まじめすぎるからダメ」ということなのだそうですね。「でもなぜダメなのか」が分からない。
あなたは、「国家試験」パス後の「大好き」な仕事は、恐らく専門性の高い仕事なのでしょう。しかし、「臨時バイト」は恐らく畑違いのことをしているのでしょう。不慣れなことはどうしても「雑」になってしまうものです。
他分野のことは出来ているつもりでも、目や手が行き届かない所があるもので、出来ているはずの自分よりも、できない自分からスタートするように切り替えてはいかがでしょう。あなたは、完璧主義と言う名の「まじめ」で自縄自縛になっていませんか。
また、言葉を正面から受け取るのは「まじめ」の誠実な良いところですが、自分の許容量以上のことを引き受けると持て余して、処理しきれない自分を責めてしまう傾向が出てきます。だから、時には人の言葉は話半分ぐらいに聞く、不「まじめ」さ、図太さも時には必要だということです。
色々いいましたが、力強く生きるあなたを、私は応援したいです!
質問者からのお礼
温かいご回答をくださり、誠にありがとうございました。
あまり人から温かい言葉をかけてもらったことがなかったので、
お坊様からの一つ一つの丁寧で優しいご回答に涙が止まりません。
「できない自分でいい」という考えを持ったことがなかったので、
ご回答を読ませていただいて心が大変楽になりました。
何度も読んで、心に刻み込みます。本当にありがとうございました。