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何でも先送りにしてしまう悪癖

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有り難し有り難し 9

学校に限らない話ですが、「今日は疲れたから」「今は忙しいから」「後でまとめてやろう」と楽しいことや楽な方を優先して何でも先送りにしてしまう悪癖があります。

今までにも何度もこうしたことや、この悪癖のせいで追い込まれたり困ったりすることはありましたが、なんだかんだ切り抜けてきてしまったのです。
しかし今、自分の先送り癖で学校の卒業要件に関わる書類や記録に多くの不備が生じており、卒業ができるかどうかの窮地に立っています。

完全に自業自得でなんの言い訳も出来ませんし、ここでこのような相談をする前にまず行動すべきなのは頭では分かっているのですが、「またやってしまった」「どうしよう」「自分はこれだからダメな人間なんだ」と不安な気持ちや自分を責める気持ちでいっぱいいっぱいになってしまい、中々この現実に向き合うことが出来ません。先生や友人からの連絡も怖くて見て返すことが出来ず、情けないことにここ1〜2日ほど逃げてしまっています。

勿論この悪癖を改善していきたいのですが、まずこの自分の怠惰さが招いた窮地としっかり向き合い対応していくために喝を入れて頂けませんでしょうか。自分の不出来さで招いた事態なのに甘えたことを抜かしているとは自分でも思いますが、どうかお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏様はご覧です。

 こんばんは。「いきなり坊さん臭いタイトルキター」と思うかも知れませんが、これ、昔の人はよく言っていたし感じていたでしょうけれど、今の人には実感しにくいことなのでしょうね。
 つまるところ、「自分を客観視しましょう」ということです。「今の自分を仏様がご覧になったら、喜んで励まして下さるだろうか」という視点を持つということです。あなたが「かつを入れて下さい」というのも、他人から動かして貰いたいという「自分への諦め」であると思います。
 けどね、「人から言われたからやるの?やらんよ」というのは現代人の悲しい習性です。その点、昭和生まれの私達の方が得した人生かも、と思ったりしますが…それは脱線です…「自分で決めて、自分で行う」しか道はありません。
 せめて「自分を客観視する」ための手筈をお伝えします。
◎基本は、「まっとうな(あるべき)時の自分を形にして、いつでも見られるようにしておく」ことです。
◎自分のTodoを作る。「いつまでに、何をするか」を目の付く所に表示しておくのです。その自己管理ができない人は、周りから毟られ信頼されずポイ捨てされます。
◎ことがらを細切れにする。例えば、ゴミ捨てに行く日であれば、ゴミ袋を結んで廊下に出しておく。次に通りかかったら玄関まで持っていく。次に通りかかったら外まで出しに行く。はいスモールステップですね。「自分は3分の1はできるんだ」とか少し自己肯定するための手段です。
◎スマホをガラケーに戻す。ゲームを全てアンインストールする。『スマホ脳』という言葉や本がありますが、総じて「スキマ時間を商品広告視聴に使って貰う」のが目的の商品です。ゲームなんて電気がオンオフされているだけ。しかもゲーム作者の意地悪に付き合わされているだけ。これができれば相当自由を手に入れられるでしょう。自分がいかに「機械に支配されていただけ」かに気付くかも知れません。
◎ジタバタしないで、一度とことん落ちてみる。「死ぬかと思ったら死ななかった」というのは、よくあります。…まぁ、昭和の人達はそれで生きのびたことも多いですが、今時の方にはお勧めできません。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

まずはご回答ありがとうございました、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

あれから頂いた回答を読み、まずは落ち着いて冷静になるべく少しだけ休みつつ考えました。
ご指摘頂いた自分を客観視するということ、自分では状況の客観視はある程度出来ていると思い込んでおりましたが、今の私を仏様、ひいては第三者の方が見たらどう思うか、応援してもらえるかというレベルまで考えられていなかった、全然自分の客観視など出来ていなかったと気付かされました。
また、私は自分が招いたことだから自分でなんとかせねばと言いつつ、喝を入れて欲しいと結局は他人に動かしてもらいたいという甘さがあることも痛感するばかりです。

客観視する方法もご教授頂き誠にありがとうございます。
本来私の年齢であればもう出来ていなければならない事だったのだと思いますが、今からでも実践し頑張って身につけていきたいと思います。

情けないことにまだまだ不安な気持ち、身勝手にもう全てから逃げ出して消えてしまいたい気持ちはありますが、一旦それは押さえ込んでここで頂いたご指摘を受け止め、まずは自分のしたことに向き合いツケを精算するべく頑張ります。

本当にありがとうございました。

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