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このような供養でも故人は成仏できますか?

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はじめまして
供養に関して知識が乏しく、お坊さんの意見をお伺いしたいと思い登録いたしました。

私には長年お付き合いしている男性がいます。私はシングルマザー、彼もシングルファザーです。

先日、彼の息子さんが自死で亡くなってしまいました。遺書には学生の頃から生き辛さを感じていたと書かれていたそうです。

私は親族ではありませんが、お通夜お葬式と行かせていただくことができました。
お通夜お葬式といっても、お坊さんも呼ばず、戒名やお経なども一切ない家族がお線香をあげるだけのものでした。

私は田舎育ちということもあり、よくあるお通夜お葬式しか知らなかったので、少し不安なのです。
彼は冠婚葬祭に関して何も知識がなく、信心する宗教などもないので、なんのこだわりもないようなのですが、このようなお通夜お葬式でも故人は成仏できるのでしょうか?

彼とは神社仏閣巡りをしたり、西国三十三所巡りにも行ったりしているのですが、、、。

自分が供養する気持ちがあれば、形などにはこだわらなくてもよいのでしょうか?

どうか、お導き下さい。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お寺さんにご相談なさってみてはいかがでしょう?

拝読させて頂きました。
あなたがそのようにご心配なさるお気持ちよくわかります。
その子がお亡くなりなられたことを心よりお悔やみ申し上げます。

お亡くなりになられたその子が必ず仏様に救われます様仏様にお願いし心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

その子は必ず仏様に導かれ、先に往かれたその子の親しい方々やご先祖様方がその子を優しくお迎えなさって下さいます。その子は仏様のもとで一切の迷いや苦しみや病からも解放されて心から安心なさって下さいます。そしてその子はご先祖様方と一緒に清らかにご成仏なさっていかれます。これからその子はお父様やあなたやご縁ある方をいつでも優しく見守っていて下さいます。

その子とお父様や皆さんとのご縁はこれからもずっと続くのです。

もしも宜しければお近くのお寺様やお知り合いのお寺様にその子のご供養をお願いなさってみてもいいと思います。或いはこのhasunohaの回答僧侶の方であなたのお住いのお近くのお坊様にご供養のご相談をなさってみてもいいかと思います。

やはりお寺にてその子をご供養なさるとあなたもそのお父様もおそらくとても心安らかになり、その子にしっかりとお向き合いなさって頂けると思います。そしてその子の仏様とのご縁は深くなられ安らかにご成仏なさるでしょう。

いずれにせよ一度ご相談なさってみて下さいね。

私もその子を心を込めてご供養申し上げます。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

仏縁

まゆきさま

ご縁ある方の子どもさんの自死、誠におつらいことでございます。

ご遺族のご意向、思想信条もございますから、あまり強くは言えないところもございますが、仏教的には、仏縁をお持ち頂けましたら有り難いことになります。

下記拙考をご参照下さいませ。

「葬儀と供養の意義について」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/d2c3793b56451efdff407f7090851dc1

「・・仏様、仏様の教えとの「仏縁」を正式に強く結ばなければ、何も始まらないのであります。もしも、亡くなった故人の生前の行いがどれほど悪くても、あるいは、仏縁、仏心のかけら一つも無い人生であったとしても、何とか最後において葬儀を執行してあげられることができれば、善き流れの最終列車へと、無理矢理にでも乗せてあげることができると、一応は言えるのでございます。

もちろん、生前において、正式な受戒や得度、または、密教灌頂を済ませていれば、それはそれで、改めて葬儀の執行は必要のないことになりますが、しかし、受戒・引導は、一度だけではなく、何度も受けることによって、よりその仏縁を強固とすることができるものとなります。実際に灌頂も何度でも受けることができ、その度ごとに仏縁が強く増すものであるとされています。

また、何よりも、葬儀は、亡くなった故人のためだけに執行するものではなく、施主・遺族・参列者たち、または、葬儀を執行する僧侶たちにとっても「功徳となる利他行」であり、それぞれ自分自身の悟り・涅槃へと向かうための仏縁、善い流れにも繋がるものになるとして、「自利行」にもなり得るのでございます。つまり、葬儀は、亡くなった故人のみならず、施主・遺族・参列者たち、僧侶たちの「自利利他」を成すための絶好の機会でもあるのです。

それが、最近では、形骸化、簡素化、省略化が著しく進んでしまったことにより、葬儀が正式に執行されなくなっている事態は、亡き故人の為とならないどころか、残された私たちにとっての仏縁を頂くための有り難く尊い機会をも失わせてしまっていると言えるのでございます。・・」

また、下記問いでの拙回答も参考にして頂けましたらと存じます。

問い「初七日法要について」
https://hasunoha.jp/questions/50484

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

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