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両親が同じ様な話を繰り返し続けます

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有り難し有り難し 19

初めて投稿させて頂きます。

相談内容は60歳近くの両親についてです。

基本的に不仲で、私がよく喧嘩の仲裁をしています。
喧嘩の頻度はほぼ毎日で内容もほとんど変わりません。喧嘩をさせない為に両人の言い分を聞くのですが、いつもほぼ同じ愚痴のようなものです。
日常的な会話も、ワイドショーの受け売りや男尊女卑について、親の昔の話など、いつも同じような話が繰り返されています。趣味が少ないからかもしれないと思い当たり、趣味を持つ事を勧めてみても、毎回忙しい、時間が無いと返されます。喧嘩をする時間は何時間もあるのに本当に不思議な事を言うなと思います。
両親とも自分自身の人生を不幸がっているのですが、言い訳ばかりして何一つ解決しようとしません。
60代で先も短くなっているのに死ぬ時まで同じ事を繰り返して、後悔するのかと考えるとやるせなくやります。
1度父はアルコール中毒で危篤になった事があり、その時に母は後悔していました。1度そのような事があったのに、何故互いを大切にできないのかが理解できません。
その父も父で、禁止されているアルコールを最近になって隠れて摂取していました。自分の命と周りの気持ちをなんだと思っているのでしょうか。

私自身両親に対しては恨みがあります。大学生になるまで過干渉と暴力が続いていました。
もう終わった事だから考えないようにと思うのですが、この両親の全く変わらない有様を見ているとひどく情けなくなります。

両親の喧嘩の仲裁は物心ついた頃からずっと行ってきました。

最近は両親とも歳のせいか子供っぽくなってきていて話を聞き続けることが苦痛になってきました。
もう疲れました。どうすれば両親を楽にして自分も楽になれるでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どうあっても夫婦のことですから。

しばさんのお悩みお察し申し上げます。

ご両親の喧嘩は趣味でありレクリエーションなのでしょう。
途中で、しばさんが止めてくれたり、仲裁してくれるのもある意味で計算の中かもしれません。毎回同じであれば、喜劇のストーリーのようなものです。

もうご両親には関わらなくてもいいと思います。所詮、別人格の者同士です。平行線ならそのままです。又、お互いに言い合っていることで相手の調子をみているのでしょう。どちらかが病気になったり不調を訴えれば、その関係は変わります。

どうすれば楽になれるかは、関わらないことです。気にするか気になってしまうのです。これから歳をとれば、さらにエスカレートするでしょう。その前に、うまく間を取ることを学んでおきましょう。

自分は変わることはできても、他人(両親でも他人です)を変えることはできない。ということです。
しばさんも、早く自分の道を歩んでいきましょう。お疲れ様でした。

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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。お陰様でだいぶ肩の荷が降りました。これからは自身の生き方をしっかり確立できるよう、精進していきたいと思います。

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