減点方式で自己評価を下してしまう自分を変えたい
はじめまして、今ある悩みに立ち向かうためにお坊さんのお知恵をお借りしたいです。
自分はある物事に対して、齢20になったときから新しく始めようと取り組んでいます。
ですが、取り組んでいる最中に、自分のことを減点方式で考えてしまって挫けたり諦めそうになる癖があります。
例えば
・同年代で上手い人、楽しそうにやっている人をみてしまったとき、心の中に嫉妬心が生まれてしまい楽しめなくなる
・自分と同時期に始めた知り合いが、出来が良く次々ステップアップしていき、前へ進もうと努力している姿をみたとき、自分の頑張りが全てダメなものに感じてしまう
・上手くいかなかったとき、要領が悪く失敗してしまったとき、こんなのではダメだ・・・と激しい自己嫌悪に陥ってしまう
・純粋にその物事自体が楽しくなくなってしまい、1日1時間ぐらいで心が挫けて止まってしまう 等です。
諦めるのが嫌いな性格なためか、ここ1年半は心が挫けても寝て回復をさせて、また頑張る・・・をくりかえしてきました。
が、自己嫌悪に陥ってしまい、その物事に対して苦しい気持ちを味わいすぎて心が疲れてしまうことが多いです。
諦める気はありませんが、もっと頑張りたいと思っています。
どうか、このような思考の癖を変えるための、お坊さんのお知恵を、勇気をいただける言葉をお考えをいただけたら嬉しいです・・・!!
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を受け入れることこそ難しい物はない。
こんばんは。
お坊さんで女子プロレスラー、カウンセラー見習いの雫有希です。
cocoaさんのお気持ちがよくわかります。
実は私もcocoaさんと同じような悩みを去年まで抱えてました。
というか今もか??と思います。
向上心と言うとものすごく良いように感じますが向上心を他の言葉に言い換えましょう。
意「欲」、出世「欲」。
あれあれ??「欲」って言葉が出てきてしまう。
なのに人間は意欲や出世欲を良いものとして捉え、評価する。
何か矛盾していませんか?
欲を捨てることはできません。
自分を受け入れることってものすごく大変で、苦しくて、簡単にできるものではないんです。
でもコレができた時、人はもっともっとステップアップできるんですよ。だって修行したんだもん。
視点を変えて心理学の世界でも自分を受容することがまずは自分の悩み解決だって言います。
ちなみに私は、有名高校から有名大学に進学しました。
部活も全国で2位になりました。
プロレスラーとしてはベルトも何回も巻きました。
テレビも新聞も出ました。
まだまだ書ききれないことたくさんあるんだけど。
だけど去年も今も他人を見れば自分より優れているように見えてしまう。それで自分をせめて、もっと向上しようと思ってもっと自分を苦しい状況に追い詰めて・・・・・。
でも私にしかできないことに誇り高く胸を張って・・・・と言い続けたら今年に入ってからいろんなことがうまくいくようになりました。
それは魔法でもなんでもありません。
以前より私そのものを受け入れる修行を私自身がしたからだと思います。
向上心という欲を小さくしてみませんか??
頑張ってください。
兎と亀
そもそも他人と比べる事が良くないのです。
でも、他人が気になりますよね。
そんな時は、昔話の兎と亀を思い出してください。
最後にゴールすればいいのです。
今は他人に負けていても、20年後に勝てればいいのです。
ご自分を大器晩成タイプと信じて頑張ってください。