考えや発言が人とずれている気がして怖い
以前就活に踏み出せないという内容で相談させていただきました。
お坊さん方の励ましもあって、今なんとか就活を始められています。ありがとうございます。
そこでまた相談させていただきたいです。
先日ハローワークで職員の方にある求人について相談していたのですが、離職率や残業等聞いていたら、「何でそういうこと聞くんですか?失敗したくないんですか?残業がなければ応募するんですか?」と笑われてしまいました。
就職するからには、早期離職したくなく、応募するまでに沢山の情報を集めたいと考えていたのですが、その考えが職員の方に伝わらず、また納得させるような言葉も出て来ず、イライラさせてしまったのではないかと思います。
そこから笑われてしまった状況が頭から離れず、何度もフラッシュバックし、あまり眠れない状況になってしまいました。
私の考えや発言が人とずれているような気がしてしまって怖いです。
嫌な記憶の忘れ方や、自分に対する不信感の払拭など解決法がありましたら教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それが人間というものだ。
こんにちは。亀山純史と申します。
話し手のあなたも、聞き手の相手も、共に人間です。そして人間とは不完全な生き物です。不完全だから、「今よりも、よりよくなりたい。」と、向上心を持って、物事に当たるわけです。もしも、完全な状態を持った生き物だったら、向上心などは生まれては来ないでしょう。ですから、真意がうまく伝わらないことも、そして真意をうまく捉えられないことも、決して珍しいことではないのです。そして、そのようなことを気にしてしまうのも、これまた人間だからですね。人間は常に、そのような迷いの中を右往左往しているのです。
したがって、「嫌な記憶という認識」「自分に対する不信感」「私の考えや発言が人とずれているような気がしてしまって怖いという気持ち」などのマイナス思考やマイナス感情も、人間だから湧き出てくる、ごく自然な思考であり感情です。そして、(あなただけでなく、どの人においても)もしかしたら、「あなたの考えや発言は、人とずれているよ。」と言われるかもしれません。そのようなときに大切なことは、「それが人間というものだ。」ということです。これは決して開き直ることではなく、「正しく自分自身を不完全な人間として見る」ということです。
以上が私からの回答です。就活頑張って、自分に適した仕事が出来ればいいですね。
普通に訊く内容ですよ。
現場の方々の平均年齢や勤続年数等、普通に尋ねますよね。
それによって離職率や若い人が活躍しやすい職場かどうかある程度目安になりますし。
失敗を未然に防ぐためあらゆる情報を集めておきたいというチューリップさんの姿勢は全く間違っておりません。むしろ大正解です。
私なら「はい。勿論失敗したくありません。大切な事ですので。」と普通に答えることでしょう。
ちなみに私の地元ではハロワの職員さんも窓口にいらっしゃる方は今やほとんどが非常勤のようで、境遇としては求職者とあまり変わらないような気がします。
チューリップさんの応対をした方もつい同じ立場というか目線での軽いノリで話してしまったのかもしれません。
嫌な記憶の忘れ方というか、今後の社会人としての長い人生のためにもブレない自分の芯のようなものは必要となってきますが、それには時間と経験(仕事でもそれ以外でも)も必要です。
何かしら「これなら大抵の人には負けない」というような特技や資格でもあれば話は別ですが、とりあえず今できることは「どうしてその仕事をしたいのか、その仕事をすることによって(お金以外の)何を得ようと思うのか」というような目標をしっかり持つことだと思います。
目標・目的さえしっかりしていれば後はお釈迦様の説かれるように
「他人のしたことしなかったことを見るな、己のしたことしなかったことだけを見よ。」を心においてまっすぐ歩かれるよう応援しております。
質問者からのお礼
お答えいただきありがとうございます。
とても納得がいき、気持ちが軽くなりました。
ありがとうございました。