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過去の心の傷

回答数回答 1
有り難し有り難し 9

こんばんは。

周りにこのようなことを相談できる人がおらずハスノハ様、及び回答してくださる皆様に本当に感謝申し上げます。

今回は過去の心の傷との向き合い方について相談させていただきます。

私は小学生の頃からつい最近までずっと太っていました。
知人、他人、または姉弟から「デブ」「ブタ」などの言葉を一方的に投げかけられ、その度に一人で泣いていました。

いじめから逃れるように転校し、高校を卒業した後、ダイエットに挑戦しました。
挫折を繰り返しながらも、なんとか平均体型になるまで痩せることができたのが今の状況でございます。

これでやっと「普通の人」になれる。
と思いました。
ですが、私は勘違いしていました。
体型は変わっても、心の傷はそのままなのです。

いまだに人と目を合わせるどころか顔も見ることができず、手が震え、話そうとすると頭が真っ白になってしまいます。

変わろうとすればするほど、心のない言葉の数々を思い出してしまうのです。

そして何をしていても「私は一生デブなんだ」という絶望感が影のようについてまわります。

私は変わりたいです。
ですが過去の傷が、絶望感、恐怖がそれを邪魔します。

また、姉弟にあの言葉の理由を聞いたところ、「覚えていない」とのことでした。

言う側はすぐに忘れてしまうのでしょうが、言われた側はずっとその言葉を引きずってしまいます。

姉弟は私に何も無かったかのように接しますが、私はそのことを忘れてはいません。

親しい間柄の人から、または他人から投げかけられた無責任な言葉は私を苦しめ続けます。

どうかご助言をいただけますと幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたは常に変わり成長します

拝読させて頂きました。
あなたがかつて言われたひどい言葉や悪口やいじめについて忘れることができずに本当に辛い思いをなさっていらっしゃることを読ませて頂きました。あなたのその辛いお気持ちいかばかりかとは思いますが、心よりお察しします。
そうですよね、そのように言われた悪言やいじめは受けた人は決して忘れることはできないですよね、深く心に傷を受けることになるかと思います。あなたが受けたその傷をその辛い思いを受けとめてさせて頂きたいと思います。

あなたも今お感じなさるでしょうけどもあなたはもはや過去のあなたとは変わっていらっしゃるのです、私達は一瞬として同じ状況にはありません、常に変わり続けているのです。過去の自分のことや言われたことはなかなか忘れることはできないとは思いますが、あなたは日々移り変わり一瞬一瞬変わりつつあるのです。そしてあなたは常に人として成長し続けていらっしゃるのです。
ですから過去は過去としてあるとは思いますが、これからのあなたやあなたの未来や生き方に目を向けてみて下さい。あなたが過去に受けた辛いことを踏まえて人間はどのように生きることが望ましいのか、どの様なことをしてはいけないのか、どう生きることが善いことなのかをあなたなりに体験の中で学びながらあなたの生き様や生き方として活かしていって下さい。
人の気持ちをわかるにはその辛い思いを自らしなければわかりません、ですから自分が辛い苦しいと思い実感なさったことを踏まえ人に寄り添って支えてあげられるのです。
あなたはもう既にわかっていらっしゃるのですから人として成長なさっている過程にあるのです。

また悪意や悪言や悪行を思い行なった愚か者は本人が忘れていたとしてもその罪は消えません、神仏やご先祖様方がしっかりとご覧になっています。そしてその様な悪には必ず悪しき報いが本人にふりかかってきます。

あなたはどうかその様な悪意や悪言や悪行をなさらないようにと日々心がけて下さいね。

あなたが過去を踏まえて人として善き心や言葉や行いをなさり健やかに変わっていかれ成長なさり、本当に心から豊かに皆様と一緒に幸せに生き抜いていかれます様にと心から神仏やご先祖様方にお祈りさせて頂きます。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お礼が大きく遅れ、大変申し訳ございません。

頂いたお言葉を辛いときに何度も、何度も読み返しております。

質問から長い間が経ち、あの時よりも前向きになりました。

確かに、過去に言われたことを忘れることはできません。
だからこそ、私の事を思ってくださる人を大切にしようと思いました。

今はもっと成長するための方法を模索中でございます。

Kousyo Kuuyo Azuma様より頂いたお言葉は、当時の私の、過去に対する考え方を変える機会を与えてくださりました。

遅くなりましたが、本当に、ありがとうございました。

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