この世が汚すぎて死にたいです。
ここ最近ずっとこの世が汚いと思っています。お金で全てどうにかなる世界、嘘で成り立つビジネス(昨日のエイプリルフールがいい例です)。
特に二番目のやつ頭イカれてますよね。嘘はだめだとお釈迦様も言ってるのにそれを利用して金儲け。みんなは楽しそうだけど私は不快でしかないんです。いちいち疑わなくちゃいけないし、くだらないし、時間の無駄です。
まとめると極論文明が発達するにつれ汚れていく世の中で生きていくのが嫌なんです。どうすればいいですか。
①人の喜ぶ顔(特に笑ってる顔)が嫌い。自分より楽に生きてそうだから事実を教えて汚したくなる。 ②この世が憎い。不条理だし、穢れてる。 ③差別したくないし、されたくないのに、差別してしまう矛盾。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたのおっしゃる通りです
拝読させて頂きました。
あなたがそのように思われるのももっともかとも思います。社会や私達人類を見るとうそいつわりにあふれていますからおっしゃる通りかとは思います。
私達人間が考えることには善き考えもありますが悪しき考えもあります、そして善き言葉もあれば悪しき言葉もあります、そして善き行いもあれば悪しき行いもあります。
悪しき考えをして悪しき言葉を使い悪しき行いをすれば必ず悪しき結果が巡り巡ってその本人にもたらされます。またそのような悪しき考えや言葉や行いをなせば仏様も神様もご先祖様方もしっかりとご覧になっておられます。何より自分が分かっています。普段何気なく暮らしていても普段忘れていたとしてもふとした瞬間に過去にした自分の悪意や悪言や悪業を思い出すことになります。ですから決して自分の罪から逃げることはできません。それは亡くなった後もついてきます。
仏教の教えを表すと
「七仏通戒偈」というお経があります。
諸悪莫作(しょあくまくさ)
衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)
自浄其意(じじょうごい)
是諸仏教ぜ(しょぶっきょう)
意味は
すべての悪いことはせずに
あらゆる善きことを進んで行い
自分の心を清めて生きましょう
それが仏の教えです、つまり仏教です。
という意味です。
あなたも是非これからも仏教を学んでくださいね。そして真理を知り心を清めて進んで善き行いをなさり精進なさって下さいね。
あなたがうそいつわりや悪しきことをなさらずに心清く生きていくならば本当の果報を得て幸せに生きることができます。
あなたがこれからも仏教を学んで本当の安らぎや生きることを楽しまれて素晴らしいご縁の中で心清く幸せに生き抜いていかれます様にと神仏やあなたのご先祖様方に祈っています。
仏の教えはあなたを善き方へと導いて下さいます。世は乱れれいても仏の教えつまり真理は何ら変わることはありません。どうかご精進なさって下さいね。
あなたの質問の立場は
こんにちは。
蓮は、汚泥に美しく咲きます。
前者は仏様、後者は人間です。
仏様は、人間の煩悩に苦しみ悩む泥々の現実を哀れんで、その中に飛び込んでくださるお方です。
仏様から見れば、人間は皆一律に憂慮せざるを得ない存在なのです。
あなたの質問の立場は、上記のどの立場ですか。
蓮としてですか。
汚泥としてですか。
考えてみてください。
「出離心」
カイナイルスさま
この五濁悪世を厭い、逃れたいと思う気持ちは、まさに「出離心」と申しまして大切な気持ちとなります。
早くこんな迷い苦しみのループである輪廻から離れたい。
この出離心こそが、仏教入門への第一の要となります。
ツォンカパ大師は「道の三要訣」にて、
純粋な出離の心がなければ
輪廻の海で快楽の果を求める心を鎮める手段はない
輪廻への愛着により、有情たちは完全に束縛されているのだから
はじめに出離の心を求めなさい
とおっしゃられています。
この「道の三要訣」は、出離心→菩提心→智慧心(正しい見解)の三つの要訣について修行者がどのような心構えで仏教を学び修していくべきであるのかが説かれてございます。
ツォンカパ大師「道の三要訣」マリア・リンチェン氏訳
http://media.dalailama.com/Japanese/texts/3-principal-aspects-of-the-path-JPN.pdf
是非、学んで頂けましたら有り難いです。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
ありがとうございました。やっぱり仏教の教えが救ってくださるんだな。と改めて実感しました。