先生に会いたくないです。
こんにちは。
4月から大学4年生になった者です。
結論から申し上げますと、タイトルの通り、「先生に会いたくない」です。
私は大学で理系の学科に所属しており、3年生からは卒業論文に向けて、ある先生の研究室に入り、そこで日々研究を行っています。その先生の研究室へ入りたいと希望したのは、他でもない私自身です。研究室に入る前は、授業もわかりやすく、親しみやすそうな人だと思ったからです。でも、実際は違いました。性格や価値観が、自分と合わないのです。
その先生を一言で表すなら、『自分第一で、他人を理解した気になっているエセ教師』です。まず、先生は基本的に自分自身と研究が大好きです。この前も、「俺は何でもできるからスゴい」だの、「俺がやる研究は全部面白い」だのと言ってました。なので、『大好きな自分が生徒にやらせる大好きな研究』を疎かにしたり反抗したりした場合は、裏で他の生徒に悪口を言われます。私も3年生の時、先輩の悪口を聞かされました。先生からすると、「他人の悪いところを聞くことで、自分自身の悪いところも直して欲しい」という意味があるそうなのですが、やはり悪いところばかりを聞かされても良い気はしません。逆に、毎日夜遅くまで残って、論文もたくさん読んで、大学院に行くのならば、先生のお気に入りになれます。お気に入りに対しては、頻繁に雑談をしに行くなど、研究内容しか話さない私とはあからさまに態度が違います。
また、それだけでなく、指導という名の文句もたくさん言ってきます。この前は、半日かけて作った実験水槽に対して、「水槽に入ってる魚全部入れ替えて。移すだけだから簡単でしょ?」と言い残し、煙草を吸ってさっさと上に上がっていきました。ついこの間には、一生懸命作ったパワーポイントに対して「無駄が多い、色が多い、グラフが見にくい、小学生向けすぎる」と他の研究生の前で散々突っ込まれました。
他にも先生の嫌いな点を挙げるとキリがありません。あの人に会うと自分を否定されるので、学校にも行きたくなくなりました。就活のほうがよっぽどマシです。
しかし、自分で入ると決めた研究室です。自己責任と言われれば何も言い返せません。でも、研究はしなくてはいけないし、研究は先生なくしてはできません。
板挟みで逃げ道がありません。
私は一体、どうすれば良いのでしょうか。
生きること自体がめんどうくさい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大学院に進まれるのですか?
その先生みたいな人間は山ほどいます。私は困った人間の例として、(家内を紹介した)仲人夫婦と某所で学芸員をしていた時の上役(とその上役)を挙げています。四人とも嘘つきで、相手をみて態度を大きく変える。そしてどうしようもない悪党です。
仲人夫婦は私が寺の住職ですからこの夫婦も寺の住職とその妻で、上役はお寺の二男です。寺の人間なんてロクなもんじゃない場合もあります(立派なひともたくさんいます)。
だから、あなたは今後、ゼミの先生や私が困った人間としてつねに挙げている四人みたいな連中とたくさん出会っていかなきゃいけません。これは避けることが出来ない問題です。仏教ではこうした苦しみを怨憎会苦といいます。普遍的な問題なんです。
とはいえ、嫌なものは嫌ですよね。そこでお尋ねですが、あなたは大学院に進まれるのですか、それとも就職なさるのでしょうか。就職なさるなら、あと一年のことですからこれも人生勉強だと思い、「自分で選んだ道(ゼミ)」だと諦めるのが最も悪さの少ない選択でしょう。
大学院に進もうとなさっているなら大きな、深刻な悩みですね。でも、文面からしますと、どちらかというと就職をお考えだと思います。だったら、これも学びの場と考えても決して無駄じゃないと思うんです。その先生みたいな人は世の中にはい手捨てるほどいますか。そんな人とも深い浅いはともかくずっと付き合っていかなきゃしょうがない。だったら、その先生との関りを通して苦手な人、困った人、嫌いな人との関係に苦しまないで済む人間関係のスキルを身に着けていかれたら、と思います。
これは簡単なことじゃありませんし、私も実は出来ないんですが、先生との関りから得るものは必ずあります。卒業まで先生と接することは嫌なことではありましょうが、あなたの人生にとって決して無益なことじゃありません。それに期限付きで終わりが見えているのですから耐えられるものと思います。そしてただ耐えるだけじゃなく、いろんなものを学んでください。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
ひとまず追記致しますと、
「大学院には行かない」です。
現在就活の真っ只中ですが、当の先生は
「就活?勝手にすれば?ただし、研究に支障が出ない程度にね。」
といったご様子であり、こちらの状況には全く興味がないようです。
こんな感じなのでやはり嫌いで仕方ないのですが、お坊さんがおっしゃいますように、このストレスも「あと1年の期限付き」です。今はまだ荒れた心の整理がつきませんが、就活の力を借りて少し距離をおき、あの人との上手な関わり方を見つけようと思います。