秘密を守るための嘘
現在結婚を考えている彼女がいるのですが、自分は過去に風俗で自分の初体験を済ませたことを隠しています。私はその過去を本当に悔いており、友達や今まで付き合った恋人にも話しておりません。そのような話題になった時も、その過去はなかったことにして話しています。風俗はその時しか行っていないため、自分でも「あれはただのマッサージであった」と言い聞かせていますが、中々頭から消えません。
今回結婚を考えた時に、自分がやましいと思っていることを伝えずにいることは正しいことなのかと悩んでしまいます。自分が楽になりたいために、相手が傷つく真実を伝えるのか、それとも自分だけが知っていればいいことなのか、自分では決断できません。
他人からしてみれば大したことではないのかもしれませんが、私は自分が過去にしたことを許せません。初の海外旅行で気が浮かれていたとはいえ、そのような行為をしたことがほんとにつらいです。もう少し自分を大切に、考えて行動すべきであったと後悔しています。もう二度とそのような所へは行かないと決意していますし、そしてこのことは誰にも知られたくありません。
誰にも知られたくない秘密を守るために、自分の過去に対する解釈を変え嘘まがいのことをいうのは許されることなのでしょうか?
また、友達や恋人に対しなにか秘密がある場合、私は本当にその人を信頼できているといえるのでしょうか?
まとまりのない文章になっていしまい申し訳ございません。ご回答よろしくお願いいたします。
過去や未来のことに悩みがち。特に変えられない過去のことでくよくよしてしまう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
嘘も方便
拝読させていただきました。
結婚を考えている彼女さんがいることで、過去の筆おろしに対し、後悔の念に苛まされておられるのですね。
方便はあくまでも仏教用語であります。相手に分かりやすいように例え話しなどより説法していくという対機説法といいます。
結婚前提の彼女と出会う前の過去のことなら、それはこれからの彼女との長い結婚生活においては、何の問題もありません。
また、彼女も前のことをとやかくいうような相手でしょうか?それなら、過去に執着心を抱くタイプであれば、墓場までもっていかなけらばならないものですが、そう気にしないように感じます。
どこで、だれと、初めてのことをする上で玄人や素人は関係ありません。
戦争時の話しを少し触れます。戦時中に海外に出撃する船には「羊」を乗せていました。なぜ?それは、女性を乗船させることで、強姦などに繋がるからなのです。また、女性は戦えませんことから、何かあれば船から落とされます。羊を乗せる理由は女性の性器と類似していることから日本国は羊を乗船させ、軍人のストレス発散を羊にさせていたのです。当時の軍人は14歳〜24歳くらいが平均だったと思います。その男たちの初筆おろしは「羊」です。その方たちは、結婚する女性に童貞では無い。羊が初めての相手だけどと、言うことはありません。
仏教でいう
「過去は過ぎ去った。過去は追うな。未来はまだやって来ない。未来を願うな。ただ今を生きなさい。もちろん今を生きているが、苦い過去を引きずりながら今を生きては駄目ですよ。」
人間は生き、様々な経験を重ねていけば、他人に言えないような恥ずかしいことなんて数え切れないほどあるものです。大小は個々の心が決めていくものです。
風俗に行った後悔の念が、これからの人生において「戒め」となり、彼女さんが奥様になったとき、うちの旦那は風俗は行かない人と思うでしょう。二度と行かない戒めをもっておけば、奥様は旦那さんへ卑猥な所へは行かない素敵な方と思ってもらえますよ。
これから大切なのは、恩を重ねる。そして報謝する思い。ただそれだけです。
幸せに向かって、出港された「田中船」は田中さんと彼女さんが乗船してます。波あり谷ありの人生でも下船されないよう今を今を共に楽しんで生きていきましょう。
合掌
質問者からのお礼
お返事ありがとうございました。
「どこで、だれと、初めてのことをする上で玄人や素人は関係ありません。」
世間の方々が同じことを思ってくれればありがたいのですが、どうやら受け入れがたいと考える人もいるようです。https://www.youtube.com/watch?v=APVAtR2Sosk&t=661s 13分28秒から参照。
やはり戒めとして自分の中に留めておこうと思います。マッサージ店に行ってマッサージを受けたことにして人生過ごしていきます。
ありがとうございました。