どうしたらいいのか
上手く伝えられるかわからないのですが、朝起きると目が覚めた瞬間に苦しいと思ってしまいます。
夜ぐっすり寝ているはずなのに、苦しいなまた朝か…と思いながら目覚める毎日です。
その後なんとなく日中をいろいろありながらもやり過ごし1日が終わり翌朝また苦しいなと思う。そんな毎日その繰り返しです。
マクラや布団のせいかと思ってそれも変えましたが違うようです。肩こりとかかなと思って整骨院にも行って見ましたが違うようです。運動したりしたいのですがそれは事情があって出来ないです。
たまには遠出をしてみて綺麗な景色や外食したりもあるのですが、その時だけで、翌朝の目覚めはやっぱり苦しいと思ってしまいます。
他に思うところがあるとすれば、帰りたい場所に帰れなかったということはあるのですが、それが原因というのも言い切れないですし、この土地でも知り合いを増やしていく努力はしています。
(私一個人としては、やっぱりその場所に帰りたいけれど、家族全体で考えたときにはその選択肢は難しいという結論になりました)
それでもなぜか毎日何かが引っかかったような苦しさがあります。それがあるからなのか普段の生活で何か良くないことがあったときなど泣いてしまう事もあります。
どうしたら気持ちが晴れるんでしょうか?
どうしたら前向きに楽しく笑って毎日を過ごしよくない時も踏ん張って生きていけるんでしょうか?上手く説明できていなくてすみません。
このモヤモヤに毎日とらわれていてどうしたら解決できるのか悩んでいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
体調異変のサイン。専門機関で受診を。
それは、気になりすね。心配です。
身体に違和感があるのですから、異変のサインですよね。
年齢的にも一度 健康診断.人間ドックを受けられてはどうでしょうか。
また、自律神経の乱れなど、精神的バランスを崩しているのかもしれません。
まずは、専門機関で受診を。
心にも消化不良がある
❝この身すでにわたくしにあらず、命は光陰に移されてしばらくもとどめがたし❞
(道元禅師)
人間の身と心の活動は全部が全部「わがもの」「我が意のまま」「わたくしの思い通りになるもの」では❝ない❞ところがあります。
人は生きているだけで知らずのうちに自身も他者にもご迷惑をおかけしてしまっているのです。「自身にもご迷惑をおかけしてしまっていた」この視点が大切です。
我が愛すべき尊重すべき、この自身を「わたくし」という口やかましいエゴで苦しめてしまうことがある。口やかましいとは心の中でのおしゃべりやせわしない行動も含みます
この身心とて究極の処、本当は「私のものではない」のです。
分かりやすく言えば、人間という身心の乗組員は私と言う意識ではありますが、その活動の大半は自分の意志とは離れた活動体。
自分の意志とは別のところで呼吸あり、血流あり、消化活動あり、寿命あり。
何故かわかりませんが、朝起きたと同時に謎のことを思い起こして考えを走らせている。無自覚ながらそういうことをやっているのです。夢の延長のようなものです。
気になっていたことが心は正直なので嘘がつけない。
後からそれを消化しきれずにどう対処すべきかを思い起こしているのかもしれませんね。
それを本来の姿に戻す心の行為が懺悔です。
懺悔をすることで「わたくし」という意志が静まって、心はバランスを取り戻せます。
勤行の中に「懺悔」というものがあります。
次を念じてください。
「懺悔」
<意訳>
我、過去より造りし所の諸々の悪業あり。
これらは皆始まりのいつとも知れぬ貪り、怒り、無明によるものなり、
この身と口と心によるところ(の悪業)なり。
我、今、これらの悪業を一切皆、懺悔したてまつる。
原文はご自分で「懺悔文」をご検索ください。
※自分で治そうという意志が機縁となるのであなたが行動することで変わります。
懺悔とは人は存在しているだけでいつとも知れずのうちに他の存在にご迷惑をおかけしているものですから、心と身と口の盛んな活動を穏やかにするべく懴悔するのです。
懴悔の意義は人間の盛んなる「わたくし」意識を静めて人間本来の安らかな心「仏心」に立ち返る事です。
わたし意識が静まりさえすれば人間は人間本来の静寂で安楽で健全な心「仏」に立ち返ることができます。その方法の一つが懴悔です。
これを機縁に仏道を志してみてください。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
人間ドックでは特に異常はありませんでした。ただ簡易的な物なのでどこまで身体の状態を網羅できているかわかりませんが…。
専門機関というとこういう場合何科にかかったら良いのでしょうか?
またお坊さんの中で、自律神経を整えたり、ぐらつく気持ちを整えたりする方法が有れば教えてください。
私の中でお坊さんって精神が強い気がして、それをどう保っているのかなといつも思っています。