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恋人に話が通じていなかった

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有り難し有り難し 12

25歳頃から同棲している恋人と、どうしたいのか分からなくなりました。

・3年前、ホームシックが爆発し1度飛行機の距離の地元に1年ほど帰りましたが、恋人が別れを嫌がり、私も恋人は大切な人だからとコロナの前に再度上京しました。

・再上京後、恋人が平日は仕事後~朝2時まで、休みの前日は15時頃~次の日朝5時までオンラインゲームをしています(チャット?通話は無しです。)。

・恋人は私が再上京する前に昇進し、年上の部下や上司とのやり取りなど、かなり仕事でのストレスを貯めています。私は畑違いなので見守る事しかできません。

・ストレス発送のためにゲームは続けていい、しかし私は無光無音でないと眠れない。まず寂しい。23時には寝たいので、23時にはゲームをやめて一緒に横になってスマホアプリや動画サイトを(イヤホンを付けて)見ていて欲しい。
休みの日は(お互い土日祝休みです)2人の時間が欲しいので、10時には起きて、15時までお話したり一緒にテレビを見たい。その後はゲームをしていい。とここ1年間で5~6回程伝えています。
私は感情的になりやすいので、最後の話し合いは紙に書いて伝えました。

・ゲームをやめて欲しいのではなく、寂しいので夜寝る時に横にいて欲しい、だから23時までにしてくれと伝えました。

・それでも恋人は夜中のゲームを辞めてくれず、私はアイマスクと耳栓、市販の睡眠導入剤を飲んで寝ています。(家が1DKなので逃げ場がないのです)

・先週末、私ばかり恋人に変われと言っているので、恋人は私に変わって欲しいところがないのか不思議に思い、私にどうして欲しい?と聞きました。

・特にないと言われたので、ゲームを許してくれて、家事をしてくれて、s〇xしてくれればいいってこと?とキツい言い方をしてしまいました。

・それから恋人はオンラインゲームをばっさり辞め、仕事が終わったらご飯を食べて布団に横になっています。
平日はゲームを一切辞める!と言っています。

・何回も私の気持ちを伝えたのに、10か0しか選択肢がなく、かつ未だオンラインゲームさえ辞めればいいと思っている恋人と、もう話し合いをしたくないのです。
自分の考えを分かって欲しいとも思えないのです。
しかし今年1月に婚約指輪を貰い、かつ私のために趣味のゲームを辞めるという恋人を蔑ろにしていいのか悩んでおります。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

指輪をお返しして結婚を断られたらどうでしょう?

恋人と結婚したからと言って家庭的男子になるかと言えばまるで別です。
今の継続しかありません。
十年も一緒にいて分かり合えないなんてことはないでしょう。
十年一緒にいてハッキリわかったことは彼はそういうキャラだという事。
それが一番の答えです。
ゲーム、ゲームって、もういい大人がやる事じゃァない。
世の中にはゲームなんぞをやる暇があれば世のため人のためパートナーの為に時間もお金も会話の時間も費やしてくれる人がいるのです。
そういう人が重いというなら今の彼と一緒になればよいでしょうが、ぶっちゃけどう思いますか?
普通に30過ぎてゲームだとかギャンブラーだとかアルコール依存症だとか、ペケっすよ?結婚前に気づいてよかったのでしょう。
指輪を渡されたからって、あなたはゲームのアイテムじゃァねぇっつの!
そういう目覚めを持ってください。
誰だって指輪ぐらい渡せます。
大切なのは誠意。
真剣さ。誠実さです。
夫婦になるというのはゲームじゃぁありません。
あなたも変に遠慮深すぎるところがありますが、真剣に自分に問いかけること。
惰性で結婚するもんじゃァないのです。
本当に大丈夫な結婚というものは引っかかることがないのです。
今の時点で憂鬱なのはマリッジブルーと混同せずに「ん?まてよ?」とシラフにおかしなことはおかしいと疑問を持つべきです。
夫婦と言うものは何でも言い合える関係が大事なのです。
あなたも下手に折れて妥協して今後数十年の幸せを棒に振ってゲーム好き男子と無理に一緒になる必要はありません。
本当の誠実さはもっと血の通った姿勢であるべきでしょう。
10年たってあなたへの愛情や尊重の精神が欠けてきたのであれば、それはそれで彼に真剣に問いかけて、問いただして本心をあなたが見抜くべきことです。
それはあなたにしかできませんから、真剣に指輪を突き返しながら問うべきところです。惰性となれ合いとナ―ナーにした態度で今後数十年の人生を棒に振る気ですか?
結婚をなめちゃぁいけません。あなた自身も安売りしちゃぁいけません。
男女の関係は真剣に本当のあるべき姿を追求するべきです。
男性は料理、洗い物、選択、掃除できて当たり前。
結婚をしたいのか。
この人と結婚をしたいのか。
あなたが彼にどうなってほしいのか。
あなた自身の言いたいことも言えないままであれば、結婚は危険です。
強くなってください。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

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