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過去の後悔ばかり。自分を肯定したい

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毎日毎日、過去のことを思い返しては後悔ばかりして落ち込んでしまいます。
私は大学卒業後に入った会社を辞めて療養し、実家に戻って再就職しましたがそこも何もかも合わず退職予定です。こうなったのは自己肯定感の不足による鬱と、自己分析の甘さ、情報調査や想像力の不足によるものと考えています。

もう苦しむのは嫌です。自分に合う生き方を模索したい、幸せになりたい、自分らしく働きたいと思っています。
そのためには過去の自分が感じたことや行動を思い返して、自分はどんなものが好きで、どういった働き方が合うのか合わないのか、その他もっと深く自己分析を行う必要があります。しかし過去を思い返すと同時に後悔が襲ってきます。

いつも疲れていた大学時代、人付き合いに疲れてサークルもバイトも委員会も学科の友人付き合いも辞めて1人で過ごし、徐々に思考が歪み何の努力もせずただ生活するのと単位を取ることしかしなかったがもっと興味のあることを何でもやってみれば良かった、鬱になってまともに就活をしなかったこと、就職留年をせずに卒業してしまったこと、就職先では余暇に勉強できず戦力になれず辞めてしまったこと、適応障害になる前に辞めて別の仕事を探せばよかったのではないか等々、無数の後悔が浮かんできます。

実家に戻ったことで、家族に自分の思いを吐露したり相談することで思考の歪みは徐々に直ってきました。その点については後悔はそこまでありません。

周囲に私のことを責めたり馬鹿にする人は居ません。なのに、私だけが私のことを責めてきます。まだやり直せる、自分らしく生きられるはずなのに、頭の中がぐちゃぐちゃしてしまいます。どうすればよいでしょうか…。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

煩悩に向き合い、そしてやっつけましょう…又は離れましょう

 事実として、ご自分を一番責め立てる一番たちの悪いヤツは「自分自身」です。
 だって他人とは距離を取ることもできるし、よもや24時間一緒と言うことは無いでしょう…でも自分だけは違うのです。難敵で、逃げようのない、もうどうしようもない存在です。
 そしてその難敵の素性を明かせば「自身の煩悩」です。コイツさえやっつければ、もうあなたは大丈夫です。
 でも残念ながら、生きたまま煩悩を断つことは至難の業です。いえ少なくとも浄土真宗 親鸞聖人の教えにおいてはそれは出来ないと明かしておられます。
 だから、この煩悩と共に生きていくしかありません。
 ならば、何とか煩悩を手なずけましょう。
 「もう過去のこと言うなよ」…とはっきりと告げましょう。
 過去はもう、どうしたって変えられないのです。だから今為すべきことを考えましょう。その結果、自分の将来が開かれます。
 過去は変えられない…でも今をしっかり生き続けたならば、将来に「自分の過去の経験が全て今の自分に繋がっている。過去の全ては無駄ではなかった。意義深いものだった…」と言えるあなたに成れます。
 まず、御自身を責め立てることを止めましょう。その為にはそんな『ヒマな時間』を作らないに限ります。
 次の仕事を探しましょう。条件が合わなそうならば、資格取得も考えましょう。今は机に向かっての勉強が難しいような精神状況ならば、あせらず御自身の楽しみを見つけて、それに取り組みましょう。好きなことがないなら、「必死になって」それを探しましょう…そのひたむきさ、真剣さこそが生きる糧になります。
 あなたはまだ若い…時間がタップリあります。自分を、又自分の人生を決め付けるには早すぎます。
 それでも更にあなたにブツブツ言う「あなたの煩悩」には仏法が効果的です。
 様々な、又やさしい仏教書があります。どれでもまずは一冊読んでみては如何でしょうか。
 煩悩に苦しむあなたを、お悟りの仏様が優しく温かく見守って下さっていますよ。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

とても有難く有用なお言葉を頂けて、嬉しいです。大変感謝しております。
とにかく『今』に集中することで過去のことを考える暇な時間を減らそうと思います。

今は心身は整えられつつあり、自分の好きな事・物もある程度分かってきています。目指したい職業も…あります。以前の私であれば、根拠も無いのに「自分には才能が無い」「食べていけるわけがない」と決めつけていた選択です。私の心が満たされる仕事が出来るよう、自分に出来る努力をしていきます。もっと深く調べます。また、行動に移します。
口で言うなら簡単なので、行動で示していこうと思います。ここからがスタートです。

その途中で迷う時疲れる時が何度もあるはずです。
そんな時に挫けないよう、仏教書の助けを借りてみようと思います。

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