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夫を許せない

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41歳団体職員をしています。
夫と小1の子供の3人で暮らしています。

去年、夫は不倫中の女性とトラブルになり被害届を出されましたが、証拠不十分で不起訴になりました。
不起訴にはなりましたが、これを会社に知られ、依願退職させられました。
こんなひどい事情だったため、親や友達に一切相談できずに黙って遠く土地勘のない場所に引っ越せざるを得ませんでした。

その後夫は心から謝罪し、モラハラ気味だった言動を改め、家事育児をしっかり担うようになりました。
が、不倫をしたこと、警察沙汰になったこと、一家を路頭に迷わせかけたことなど全く許せていません。
また、不起訴にこそなりましたが、夫に全く罪がなかったとも思えません。

誰も知らない土地で、全く信用ならない夫しか頼る術がなく、このまま親兄弟友達と切り離されたまま生きていくのかと思うと辛くて仕方ありません。
一応資格を持っているので、夫と離婚して子供と2人で暮らすことも考えましたが、私に何かあった時に子供に全て負わせることになるのはかわいそうだと思ってしまいます。

どのように生きていけば子供を幸せにできるのか、自分も健やかに生きていけるのかわかりません。
どうかお力を拝借したく存じます。

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「信用」への道筋を考えること

こんにちは。

ご主人の過誤によって、ご家族の環境が激変してしまったのですね。
「誰も知らない土地」というのは、心細いでしょう。
また、「全く信用ならない夫」というご心情も推察します。

私は、「信用」への道筋を考えること、これが大切かと思います。

今は、「全く信用ならない夫しか頼る術がなく」という、生活上仕方なく「頼る」状態だと思います。しかし、生活上の必要性で「頼る」ということと、心と心の関係として「信用」する、は当然違います。

「信用」すべきだから無理にでも「信用」する、のではありません。
いつの日か、「信用」してみようか、「信用」したいな、という自然な納得が得られるまで、継続したご夫婦相互の努力の上に「信用」は初めて成立する、ということです。

この関係構築のために、先ずはご主人が過去の過誤をきちんと把握しているか、が大切です。ご主人は「心から謝罪し」とあります。このような「一家を路頭に迷わせかけた」結果を引き起こしたのだから、当然「謝罪」する気持ちは起こるでしょう。

しかし、そもそも「不倫」は、かなり自己中心的な発想の上で行っています。「一家」よりも自分の幸せ、という発想です。しかも、「警察沙汰」にまで発展していることから、自己中心的視点(煩悩)は簡単に一朝一夕には見直せないと思います。

自分の姿は、自分で見えないものです。
仏教には、その知見がありますから、ご夫婦でご縁のある宗派で法話を聞くのも良いかも知れません。或いは、カウンセラーに第三者的な関わり(夫婦カウンセリング)をしてもらうことも可能だと思います。

とかく、夫婦という二者関係は、良くも悪くもクローズドな関係です。
あなたが、辛い、許せないという感情をもつのは無理もありません。
しかし、子供さんの居る一つの家庭を再生しようというお気持ちなのでしょうから、そこには一定の方向性、出口を見据える必要があります。出口のない迷路を歩き続ける精神力は人間にはありません。

だからこそ、二者関係だけではなく、仏教なり、カウンセラーなりの外部の人の助けがあったほうが良いと思います。

後は、ご自身の選択次第です。
お大事に。

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おきもち

浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布教研究専従職員 元龍谷大学講師 元篤志面接委員(法務省管轄) 真宗学修士、心理学学士 Fmみっきい(地元ラジオ局)出演中 趣味:サックス 2019年末頃から回答しています
応談できる時間帯は、その日によって違いますのでお確かめ下さい。 月曜日〜金曜日(祝日除く)13時〜21時 土曜、日曜、祝日 18時〜21時 お盆(8月1日〜15日)、お彼岸は対応できません。

執行猶予というか、保護観察というか。

こんにちは。
ご質問文拝見しました。

大変でしたね。

失望や怒りとはごもっともですが、離婚協議を優先して不安定な生活でまここさまやお子様が路頭に迷い貧困に陥るのはオススメしません。

口先の謝罪だけで今許すか許さないを判断せず、執行猶予という形でモラハラ態度の改善と家事育児の協力継続を一定期間監督観察し生活の安定を図った方がよいように思います。

3年でも5年でも、家族への償いの状況をみてから判断されてみてはいかがでしょうか。

参考になれば。。

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おきもち

僧侶として長い時間を過ごしてきましたが、 四十年以上経った今でも、言葉や文字にできない思いはあります。 どんなに経験を重ねても、 世の中で起きる出来事や、自分の中に生まれる感情のすべてを きれいに整理して表現できるものではないと思っています。 だから、うまく書けなくても安心してください。 ここでは、無理に言葉を整えることよりも、 いったん息を整えて、静かに耳を澄ますことを大切にしています。 まとまりのない文章でも、途中で止まってしまっても構いません。 言葉になる前の思いが、そのまま置かれてもいい場所でありたいと考えています。
特別な準備や、上手に話すことは必要ありません。 このオンライン相談の時間は、あなたのために差し出された時間です。 話すことだけが人生の目的ではありません。 言葉が浮かばないときは、 ただ呼吸に耳を澄ませる時間として過ごしていただいても構いません。 日常の中で受けている外からの抑圧やストレスから、 ひととき身を離れるための「避難の時間」として この場を使っていただくこともできます。 僧侶である私は、何かを答える人というより、 あなたがこの時間を安心して過ごせるよう、 静かに同席する存在でありたいと考えています。 話がまとまらなくても、途中で止まっても大丈夫です。 この時間が、あなたのペースを取り戻すきっかけになれば幸いです。 なんまんだぶつ。

質問者からのお礼

お答えありがとうございました。
アドバイスをいただき気持ちが楽になりました。
まずは焦らず第三者を入れてゆっくり話をしたいと思います。
並行して自分の力のみでも生きていける手段を確立し、選択肢を増やしていきます。

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