怒りが抑えられません
先日、美容院に行きました。
簡潔に細かく注文したのですけど、結果的には納得のいかないヘアースタイルになってしまい、本当に怒りが抑えられず泣いています。
この怒りは、美容師さんに文句言いたいとかではなく、美容院に行こうと思ってしまった自分に対してのものです。
最近、こういった些細なことでイラつきを覚えてしまい、死にたくなります。
誰かの一言に違和感を覚えイラついたり、自分の思い通りにいかないと本当に腹が立ちます。
ほんとうはイラつきたくなどないのです。5秒待てばイラつきがおさまる、というような記事を見たことがありますが、収まるどころか悪化します。許せない許せない死にたいとなってしまいます。
いつか怒りの感情のせいで自殺してしまいそうです。
こういった感情と共に生きていくにはどうしたら良いのでしょうか。何かいいアドバイスありましたら、教えて欲しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
事象に納得を。その積み重ねで、怒りの沸点を高めていこう。
イラつきに自分を支配されないように。
思い通りにならない〜あの時こうしたから〜
いろんな場で、悔いたり腹が立ったり、イライラは誰にでも起きますよね。
ただ、それに自分が振り回されては、コントロール出来ない自分になってしまいます。
自分に気持ちの余裕がなかった、自分が思うように相手に伝えるという言語化が出来ていなかった など、冷静さを身につけると、怒りの沸点が上がります。つまり、イライラするほどでもなく、ま〜いいっか、仕方ないなと納得していけるようになります。
言葉って、共通認識出来ているようで、そうでないこともありますものね。
ちゃんと伝えても、そう受け取っちゃったの⁈ってことがありますしね。
美容院に、そもそも行くんじゃなかったって行動にも腹が立ったのでしょうが。どう言えば思い描くように伝わるんだろう、より具体的に写真などを見せながら伝える大事さを知った、切られてからじゃどうしようもないものなと、事象に対してどこかで納得をしていけたらいいですよね。
その積み重ねで、起こったことに対する瞬間的なイライラ度は抑えていけますよ。
怒りは手をつけず燃え尽きるまでそっとして
怒りの感情を鎮めようとしたり、抑え込もうとすると、逆に焦点を当てることになり火に油を注ぐことになります。
怒りはそっとしておくことで、燃え尽きて鎮火します。そのためにも焦点は「今ここ」です。髪を切った過去でも、行こうと思った過去でもなく、今ご自分の身体のあるココです。目の前の様子にシフトします。
わたしの目の前には冷蔵庫がありますが、これを見ていても怒りはどこにもありません。ただ冷蔵庫を見ています。音は「ボー」っといっています。
思い、記憶の世界に行きそうになったら「今ここ」に戻します。
そして、シフトしきれた頃には怒りはおさまります。思考の世界に行き過ぎない生き方を身につけたいですね。