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蟠りのある友達の不運を喜んでしまった

回答数回答 1
有り難し有り難し 21

2年ほど前の話です。
自分にも原因があったにもかかわらず私や私の友人をつるし上げて悪者にしてコミュニティから追い出した人がいました。
その人を毎日のように恨み倒していました。夢でその人を追いかけて怖らがせたり、殺すという内容を見るほどでした。しかし、私にも原因があったし、とりあえず仲良くしてくれる人たちと楽しくやろうと思い始めた矢先でした。
最近になり、その私たちを追い出した人の身の回りで不運続きになっているようです。
お祖母さんは病気で生死の境を彷徨い危険な状態に、お母さんは突然膝を悪くして歩けなくなり、ペットも病気で高額な手術費がかかり元気もなく、その人はせっかくブラック企業からいい人が多い職場に転職したのに、取らねばならない資格に落ちて、再び転職することになり、次の職場は評判が非常に悪い場所と言うことでした。
ついつい、「ざまーみろバカめ!いい気味だ!」と思ってしまった自分がいます。
人の不幸を喜んではいけないですよね…私は以前からしつこいとか、何年も前のことをネチネチしていると親に怒られることもあります。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

真の友人と出遇って下さい…

 『人の不幸を喜んではいけないですよね』…いいえ、心配には及びません。もしかすると「その人」は、逆境にめげず苦難に打ち勝ち、もう既に幸せを手にしているかも知れません。または、今その途中かも知れません。
 あなたがその人の不幸を喜んでいる間に、その方はそんなことはつゆ知らず、必死に人生を生き抜き、より強い人間へと転身しつつあるのかも知れないのです。
 だから、あなたがその人の不幸を喜ぶのはご自由です…。
 多分ここまで読んで不快になられたでしょう。その感情には私への怒りと共に、御自身を恥じる気持ちが混じっているのではないでしょうか…。
 他の人のことは放っておきましょう。はっきり言って本当は興味ないでしょう。今後その方がどれだけ幸多いと思われる人生を歩んでも「別に。だから何?」と思うでしょう。そう、あなたにはその人の人生などどうでもよい話のはずです。
 『私にも原因があった』…その原因こそ今一度掘り下げて考えましょう。もう二度と、そのような原因を作らないように生きていきましょう。
 『とりあえず仲良くしてくれる人たちと楽しくやろう』…そんな「とりあえず」の人を「友人」と思い、信用することであなたがかえって裏切られる結果になることを危惧致します。
 付き合うなら、本当の友人と…が本来の姿でしょう。
 本当の友人と出遇うには…『「本当の友人」として付き合っていきたいと思われるあなた』になるしかありません。御自分を高め、磨くしかありません。面倒で難しいことですが、それ以外に道はありません。
 それが出来なければ、でも友人が欲しければ「とりあえず」の人と付き合っていくしかありません。そして、その場合 多分相手もあなたのことを「とりあえず」の友人くらいにしか思わないことでしょう。
 どうぞ、本当の友人とお付き合いなさって下さい。真の友達と出遇って下さい。
 その為に、一生懸命に生きて下さい。
 「真の友人を持つことは仏道修行においてかなり重要なことですよね」と尋ねた弟子に、お釈迦様は「真の友人を持つことはかなり重要なのではなく、それが仏道修行の全てなのだよ」とお答えになったそうです。
 どうか、学び、励み、努めて、真のご友人と出会って下さいませ…。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。本当にその通りです。

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