人への恐怖心の克服について
私は高校卒業後家に引きこもって3年目になるものです。中学に入った時から精神的な不調があり不登校で高校は通信制をなんとか卒業しました。
今は精神科に通っています。
高校に通っている時は大学に進学予定でしたが、結局受験すらしませんでした。
また、去年に専門学校の見学などに行ったりして専門学校に入学も考えたのですが結局しませんでした。
今は比較的落ち着いている時間も前に比べたらあるので、なにかしたいなとは思ったりはするのですが何をしたらいいのか分かりません。両親はバイトでもしたらどうかと言うのですが決まった時間に毎日同じ所に通える自信がなくできる気がしません。また病院の先生は作業所に通うのもすすめてくれていますが決心がついてない状態です。
高校を卒業してからは家族と病院の先生くらいとしか会話をしておらず、人に対してものすごく怖い気持ちがあります。
何かしてみたい気持ちはあるのですが、人と関わることになるのでとても怖いです。この怖さを減らすには一体何から始めたらいいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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繊細に、かつ大胆に一歩踏み出す
こんにちは。
どうぞ、「何かしてみたい気持ち」を大切に育ててください。
それは、繊細なものだからこそ荒々しく扱わない方が良いです。
一方、あまりに繊細に扱いすぎても宜しくないと思うのです。
「病院の先生は作業所に通うのもすすめてくれています」とのことです。
とても良いご提案だと思います。
以前、私は作業所にボランティアにいっていました。
それぞれのペースに合わせての通所が可能であるし、週1回勤務の人もいました。何より、作業所のスタッフさんは精神的困難さに理解があるし、尊重してくれる雰囲気があります。
作業の内容も、簡単な検品作業やファーストフード店の袋作りなど、それほど複雑さが要求される内容ではありません。何よりスタッフさんがサポートとしてくれるので安心です。
「決まった時間に毎日同じ所に通える自信がなく」と書いていますね。
作業所の方から、「毎日」と言われたのでしょうか。
先ずは、相談することから始めたほうが良いと思います。
案ずるより産むが易し、です。
「決心がついてない状態」なのですね。
それは、「人と関わること」を始め、勤務内容、どんな人が居るか等々考えれば考えるほど「怖い」のでしょう。未知な部分が多いほど、人間は誰しも怖くなります。知らないものを「怖い」と思うのは当然です。
ただ、逆を言えば知ることが出来ると怖さは低減されます。
幽霊の正体見たり枯れ尾花、といいます。
怯える気持ちで見ると、何でもないものが怖く見えてしまうのです。
しかし一度、正体が分かったら、なぁんだとなる。
そんなものです。
先ずは、見学から行かれたらいかがですか。
ご両親に同伴してもらうのも良いでしょう。
なるべく自分が「怖い」と思わない条件を作り出すのも大切です。
冒頭に言いましたが、「何かしてみたい気持ち」を繊細に扱いつつも、繊細に扱いすぎない程度に少し大胆に一歩踏み出す必要が、今のあなたに必要かと思いました。
応援しています。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
まだ作業所については先生から提案された段階で詳しいことは何も知らなかったので、回答を読んで少し安心しました。
「毎日」に関してはバイトをもしするなら〜の方の話で作業所の方に言われたわけではないです。
まずは見学に行ってみたいと思います。回答ありがとうございました。