嘘吐きな自分が嫌いでなりません
私には(大学までの私は特に)見栄を張って嘘をついたり話を盛る癖があります。
大学当時からお付き合いしている方と結婚の話が出始め、本当のことを話さなければと考えているのですが話そうと心に決めて会っても中々切り出せずにいます。
内容は、覚えているところでは2つ
・海外滞在期間 (本当は小2までなのに小学生いっぱいまでいたと言ってしまった)
・父親について (インドアで寡黙なのにアウトドアで活発な印象を与えてしまった)
また、先日初めてご両親とご挨拶したのですが、その際にもこの話題となり、チャンスがあったにもかかわらず切り出すことができませんでした。
プロポーズされる前までには本当のことを伝えたいのですが、未だに踏み出せずにいる自分が嫌いでなりません。
もう、嘘をつくのもうじうじするのも辞めたいです。
どうしたら一歩前に踏み出せるでしょうか。
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どうして見栄をはるのか?自己探求してみては?
つい、話を盛って大きくしてしまうことがある。嘘をついてしまうことがある。結婚を考えている人にもつい嘘をついてしまい、その事が心苦しくなってしまい悩んでいるのですね。
どうして嘘をつくのでしょうか?どうして見栄を張らないといけないと思うのでしょう?見栄を張ってしまうのでしょう?見栄を張るのは「見栄を張る必要がある」と思っているからですよね。そもそも、どうしてそう思うのでしょうか?どんな心がありますか?その辺りをご自身と対話しながら考えていった方がいいように感じます。というのはあなた自身、自分の問題点に気づき始めている。他者とは一生居なくても良いですが、自分自身とは一生居なくてはなりません。完全に自分を好きになる必要はないと思います。他者に対しても嫌な部分も良い部分もあるように、自分のダメな所も許容してあげる。しかし、変えたいと思う部分は変えていく。そのためには、今回のことだけ繕ってもダメで、自分に色々質問したり、紙に書き出したりして纏めてみるといいと思います。ダメだダメだと思っているだけだと、あまり変わらない気がします。
さてその上で、今回の事、どのようにしたらいいかという正解は無くあなた次第だと思うのですね。言わずに隠しておくというのもありだと思います。しかし、ゴメンと謝ってみるのも一つかもしれません。そして、どうしてそういう事をしてしまったのか、自分の弱さ、自分もその部分は直したいと思っているならそう伝えてみても良いのではないでしょうか?
その上で、やはり人はないようでいてみんなそれぞれ悪癖(自分が嫌だと思いつつやってしまう癖)が何かしらあるものです。それを直す方法として、行動・言動を少しずつ少しずつ変えていくという方法があります。(認知行動療法なども調べてみて欲しいです)。具体的に嘘をつかないという事を少しずつ習慣化していくのです。今日は嘘を付かなかった。という日を少しずつ増やしていく。最初から完璧を目指さず、なるべく嘘をつかない。そして嘘をついてしまったときは素直に反省して、少しずつ改める。カードに〇を書きこんだりしていって習慣化する方法も良いそうです。急に一気に自分を変えたり、嘘を全くつかない聖人に成るというのは大変難しいと思います。それより、多少のイレギュラーは許容しつつ、自分の行動を具体的に変えていきましょう。どんなあなたでも応援しています。