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母からの信頼を得る方法が分かりません

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初めてこちらのサイトを使わせていただいています。文法がおかしかったらすみません。

私は誕生日に母親とその従兄さんとでご飯を食べに行きました。その時に将来の不安とか相談してみ?と言われました。

その時はちょうど誕生日の3日前にペットが亡くなってしまい、精神に余裕がなかったことから、アドバイスを貰ってもどれも不可能だ、そんなの絵空事だ、と言ってしまい、ずっと心のなかにしまっていた死にたいという気持ちすらもさらけ出してしまいました。

それでも気持ちが抑えられず、
人前で泣けないのは母のせいだ
いつも話を聞いてくれない
好きなキャラをいらないって言わないで
一緒にゲームで遊ぼうかなって言ったのに嘘つきだ
といった風に、母の印象を落とすことばかり言ってしまい、従兄さんと別れ、帰宅した後に怒られてしまいました。

怒られて当然のことを言ったので、自業自得なのは分かります。
元々私は死恐怖症を患っていて、死にたいというのもわざと言ったように見えたかもしれません。

ですが、
悪い母に仕立て上げるのは楽しかったか
そんなのじゃ信用無くなるよ
死にたいなんてただのかまってちゃん
過去の話を掘り返すなんてウザい祖母そっくり
あなたは自分に甘えてばかり
期待してたらもっといい学校に通わせてる
恩返しもせずに死ぬなんて許さない
と言われた時に歪んだ捉え方をしてしまい、耐えられなくなってしまいました。

次の日から、母は前と同じように話しかけてくれましたが、従兄さんがいる時と自分だけの時とは声や話し方が全く違っていて、考えたくないのに嫌われてしまったのでは?演技しているのでは?と思ってしまいます。

それから、何か相談したらまた怒られてしまう、と怖くなってしまい、何も相談できぬまま今もここにいます。
努力していい子でいようとしていますが、正直どれも喜ばれているのか、自分が役に立っているのか分からなくて、もう何かを考えることすら放棄したくなることがあります。

罪滅ぼしと言うのかは分かりませんが、私はこの状況を何とか改善したいのです。
自分の性格を変えるべきなのは分かっていますし、怒られたときに変えろと言われたところは全てメモしました。
しかし、今の私は何をすれば母から信頼されるのか分かりません。自業自得なのに母のことが信じられません。
どうすれば母からの信用を得られるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

優しさも愛 叱るのも愛 諭すのも愛 沈黙も愛 受け取るのも愛

まずは機会があればこの前はおじさんの前でママのこと悪く言っちゃってごめんなさい。
とお伝えして、どうしてそういうことを言ってしまったのか、溜まっていたことなどを言ってみると良いと思います。
母親は子供に従順を求めるものです。
そして、あなたが思う以上に愛情を注いでいるつもりではあるのです。
それでも人間は注ぐ愛情と受け取る愛情が望む形かそうでないかによって同じ愛でも愛という形では伝わらんのですよ。
愛しているという気持ちを何らかの形ででも言うと言わないのとでは天地の差。形にして表す、尽くす、行動に示す、そういう態度があって人は愛が愛として伝わるのでしょう。
私どもは昭和の生まれですが、昭和の昔のドラマなどを見ると(._.)スゲーなというタイプの映画やドラマがありますが、それもそれでその時代ではそれが愛情の表し方でもあるもんです。家庭の愛も同じ。
お母さんはいわゆる世間の毒親ではなさそうです。どっちかが感情的になってしまって会話の一つが完結しないケースがあるんじゃないでしょうか。
お母さんは子供が成人して一人前になるまでは母親として日常、他にやらなければいけないことがあるからゆとりのないときは、あなたもお母さんの忙しさや気苦労、してくれていることを感じ取れるセンサーを高めにして、いい子ちゃんでいた方がいいのだと思いますヨ。ただし、人間は相手がだれであっても会話の仕方、話の方向、いい話し方、感じのいいtone、迷惑や困るようなことではない事であれば、フツーに会話はできるものでしょう。
あなたがお母さんが「また怒られる」というようなことがあるようにお母さんにとってもあなたのものの言い方や伝え方が「ちょっとしんどいなぁ」というチクチクする言い方があるのかもしれません。それは控えめに。
お母さんはあなたを信用していないのではありません。仮にそういったとしてもそれはあなたを試しているのです。あなたが「もう、この子は一人前ね。世の中でもちゃんとやっていけるわ。」ということを察知する力は親は誰でも持っていますから(逆にいつまでも認めてくれない親もいますが)、あなたが年齢を重ねる中、人生で経験を重ねる中で立派に成長しようとしている姿を見守ってもらうことでお互いが安心するでしょう。愛は必ずしもあなたが望む形では現れません。日々、無限にある愛を感じ取ろうとすることで愛の血が通うのです。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

あのときのことを謝ろうとすると、また話を掘り返して!とか悪い印象を持たせないで!と言われそうで怖かったのですが、貴方様の言うとおりかもしれないと思うと、少しだけ気が楽になった気がします。
不安になったときに見返して、決心がついた日に勇気を出して謝りたいと思います。本当にありがとうございます。

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