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家族といるのが辛いです

回答数回答 1
有り難し有り難し 9

私は家族といるのが辛いです。

特に両親から子ども達への言い方や接し方が嫌で、それを見たり聴いたりするのが辛いのです。
(家の構造上自分の部屋に居てもリビングでの様子が聴こえてしまいます。)

私は三人姉弟の一番上で、三歳年下の妹と十二歳年下の弟がいます。
私はもう大学生なので親から細かく何か言われることは滅多にありませんが、まだ小学校低学年の弟は親から怒られることが多いです。
その怒られ方が常識的なものもありますが、「ちょっと干渉し過ぎじゃない?」と思うようなこともしょっちゅうあります。もう少し弟の自主性というか、意志とかというものを尊重してくれてらいいのにと思い、辛くなってしまいます。
そして私は中学の時にも同様のことで悩み苦しんだことがあります。そのことで親とぶつかったこともあります。

ある時私は何故こんなにも親の言動等に過敏に反応して苦しんでいるのか疑問に思い、自分なりにその原因を探ってみる作業をしました。
その結果、昔のトラウマが原因なのではないかと思いました。
そのトラウマは、弟が生まれて割とすぐの時期に、妹が体調を崩し入院しました。その間母は夜に妹のお見舞いに出掛けて、弟の世話は私と父がしていました。弟はまだ夜泣きが酷かったので父はその面倒をみていました。しかし、抱っこしながら夜泣きをあやそうとしていた父はとてもイライラしていて、大きな声で「落ち着いてね〜」等とあやしていたのですが、イライラしながらあやす光景がとても怖く、何故何も悪くない弟にそんな態度で接しているのかと、父に対して怒りと憎悪の気持ちが湧いてきました。夜泣きだけでなく父はイライラしなが弟を世話することがとても多く、その度私は父に対する不信感を募らせました。他にも、私が辛くて親に相談事をした時に、それを受け止めてくれず否定されたことでも不信感が増しました。

このようなトラウマがあるから、今でも親の考え方に納得出来なかったりするのかなと思い、今後どのような心構えで家族と居ればいいのか、助言を頂きたく質問させて頂きました。

とても分かりにくい文で大変申し訳ないのですが、どうかご回答をよろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分に思いやりを向ける。

メイ 様 相談ありがとうございます。

家族の関係は、だれしも直面する課題として、取り上げる人は多いですね。
思春期などはとくに、親の言動が気になり辛い感情がよく出ますよね。
そんな方でも、私のお勧めは、セルフ・コンパションです。
自分に思いやりを向けるということですね。仏教では慈悲という意味が近いです。
まずは、自分に思いやりを向けて、自分の心、気持ちを癒しましょう。
辛いという感情に焦点を当てて、そこから一歩引いた状態で
その辛さを眺めて、ただ善悪の判断をせずにただ眺めて受け入れてみましょう
そして、その辛さが何を言おうとしているのか、感じてみましょう。

また、過去のトラウマ体験については、充分に癒されて思いやりを自分に向けた状態になってから、不信感を募らせた時や、受け入れられてもらえなかった時の自分に対して、充分に癒されて思いやりを持った(慈悲的な)自分なら、なんて声をかけてその時の自分を慰め・癒すのかイメージしてみてください。
イメージの中でも構いません。過去の自分を癒した言葉、思いやりを向けた言葉を心に留めて、今、納得できなっかった気持ちの自分が居たとしたら、その言葉を自分に向けてみましょう。

こうして、自分に思いやりを向けるようになれば、自分の気持ちに正直になりながらアサーション的な対応で、家族にも気持ちを伝えるようになってくるでしょう。

急に気持ちを変えることは難しいかもしれませんが、マインドフルネスや呼吸法などの瞑想のようなもので、心整えることをしながら、繰り返し続けていけば、辛さが軽減していくと思います。

参考にしてください。
コンパッションやマインドフルネスなどわかりにくければ、どうぞお気軽にお問合せください。
一礼
追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。
辛い気持ちになった時、自分を責めないでね。その気持ちはあなたに責任があるわけではないので。自分に思いやりと優しさを向け続けよう。
この度のご縁に感謝いたします。再礼

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お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

釋 孝修様
私の質問にご回答してくださって本当にありがとうございます。

私だけでは得ることの出来なかった新しい視点を授けてくださり、私の狭くなっていた視野が広がったように思います。
そして釋 孝修様のお言葉を読みながら、過去のトラウマが少し癒されたように感じました。

心が温かくほぐれていくようなお言葉を頂き、本当にありがとうございました。元気が出てきました。

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