子供時代の体験
私は、小学校高学年の時に、同級生の男子二人から性的な嫌がらせを受けました。陰湿で苦手なタイプの男子でした。給食を食べる時に、片方が指示役でもう片方が後ろから私の胸を触りました。その男子はすぐに軽く謝りました。私は怪訝に頷きました。しかし、またその子は何食わぬ顔で私の胸を触ろうとしてきました。私は当時大人しくて怒らなかったからかもしれません。私はやめてと言って逃げました。相手はにやにやとしているだけ。普段からわいせつな言動をしている子でした。先生や親にも言えず、何日間か行為が止むまで、学校には行きたくありませんでしたが、一人で悩み苦痛に耐えました。
その他に、そろばん塾で中年の先生からセクハラを受けました。採点をしてもらう時にお互い正座なんですが、机の下から足で私の膝を触ってくるのです。2,3回あったと思います。後ろから抱っこをされたこともありました。とても不快でした。それは母親に言いました。しかし、彼女はそれを友達のお母さんに話してしまい、私は塾を辞めました。
当時の私は、性の知識に乏しく無知で、自分がされたことの意味がよくわからず、訴えていい、我慢しなくていいということを知りませんでした。羞恥心から人に言えなかったのかもしれません。約30年経って大人になった今、あああれは性被害だったんだと実感しています。きちんと先生や親に話すべきで、後者は警察に被害を届けるべきだったと思います。第二第三の被害者が出ないように。今まで心の奥深くに傷を閉じ込め蓋をして、必死に生きてきたと思っています。ずっと忘れていたのです。
私には子供が男の子と女の子二人います。上の男の子が小学校に通い始めてから、フラッシュバックでしょうか過去のことをふと思い出して、嫌な気持ちになります。自分にはトラウマはないと思っていましたが、良い思い出の写真だけ残して卒業アルバムなどは全部捨てました。でも脳に刻まれた記憶というのはずっと残ります。
世の中にはもっと酷い性被害を受けて、心に深い傷を負い大人になっても何十年と苦しんでいる方がいます。今子供の性被害が問題になっていて、男の子でも被害に遭う時代です。自分と同じ被害に子供が遭わないように性教育はしていますが、親として子供をどうやって守っていくべきか日々自問自答しています。
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危険を避けるための行動が大事ですね。そして自分を責めないこと
そうね。。。被害者が声を上げるというのが、どれほどの苦痛を伴うか、そして勇気のいることか。だから、多くの被害者は、口にも出来ず、一人で抱え込んだまま傷ついています。
支援も広がっていますが、日本はまだまだ性加害者に甘く、性被害者が責められるような国です。刑法の重罰化も含めて、国が早急に性犯罪対策を行なうことを望みたいものです。
狙われやすい特徴もあります。
自分を、またお子さんを守るためにも、危険を避けるための行動が大事ですね。
大変でしたね。お辛かったですね。
質問者からのお礼
今までずっと誰にも話さずにいたことを、今回初めて文章を通して公にできてよかったです。自分に何か非があったのか責めることもありました。あなたは悪くない、と誰かに言ってほしかったんだと思います。ありがとうございました。